2011年04月02日

日本は放射能汚染が進んで住めなくなる???チェルノブイリの教訓

被災地や原発事故についてひどいデマが横行しているようです。

東北のどこかの被災地の治安が悪くなり、泥棒や婦女暴行が起こったとか。こんなウソやでたらめを流してるのはやっぱりインターネットサイトやチェーンメール。

流された町の人々は一生懸命自警団や警察の手で、噂を流された地域を警戒して回ってるって。

一番の悪い噂は、もちろんあの福島県の原発周辺。

「もう福島県には人がすめなくなるのではないか。」

今も避難せずに残ってる人はすでに放射能汚染されてて、その人たちがどっかへ避難するだけで放射性物質が日本中に広がってしまうのではないか、ネットに書いたり、近所で噂したりして。

そんなまことしやかな嘘が出回ってるとしたらソレは嘘ですと教えてあげましょうね。

1986年、チェルノブイリ原発事故で放射線を浴びた人を治療にあたったロシア人のお医者さんが、わざわざ来日して日本人のために助言に来てくださってるそうです。

以下はそのニュースサイト記事を抜粋します。

日本は20キロ圏内に避難指示を出している。米国は80キロ圏内の米国人に避難を勧告した。米国は過剰反応すぎる。

一口に避難といっても大変だ。たとえば60歳や70歳といった年齢で、住み慣れた家を離れて避難所生活を送ったり、知らない土地に移ったりする。これは、高い濃度の放射性物質にさらされる恐れがある地域に住み続けるより、健康被害のリスクを上昇させることになるだろう。

現時点で、高濃度の放射性ヨウ素にさらされた場合、リスクはがんの発症率が上がることだ。私は65歳だ。若くはない。もし私が避難・退避圏内に住んでいたとしても、住み続ける方を選択するだろう。

現在、情報が過多で国民を混乱させていないか。水1リットル当たりヨウ素300ベクレルが測定されたとする。基準(大人300ベクレル)以下でなければならないとされるが、この水をたとえ1日5リットル、1カ月飲み続けたとしても健康被害はない。それなのに刻一刻測定し、「基準以上」「以下だった」と発表するのはどうか。どのように情報を発信するかは大切なことだろう。

避難・退避圏外でも基準値以上の放射性セシウムやヨウ素が検出されているが、チェルノブイリ事故でも同様のことが起こった。そのとき、英政府は検出された地方の羊肉の流通を止めて対処した。風の流れで、福島でもこうした地域は出るだろうが、住めなくなることは意味しない。生産規制などの対応をとればよい。

被爆国日本は放射性物質にとても敏感で、基準は世界的にみても厳しい。だけど、敏感すぎて、差別が起こるようなことになってはならない。(談)


詳しく記事を読みたいあなたはこのサイトに入って。

「私なら避難圏内でもとどまる」チェルノブイリ治療の医師

願わくはこの記事が嘘でないことを願っています。(エイプリルフールは昨日ですし。)
posted by ma1115 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

原子力発電は日本にとって必要ですか?パート1

と書くと、何を言ってるの、電気がなかったら生きていくこともできなくなるじゃないの、と反論されそうですね。そういうあなたは是非コメントを。

地震も津波も怖いですが、一番怖いのは目に見えない「放射能汚染」。だれでも知ってるように見えて意外と知られていない事実を発見。

日本の原発の多くは、地震が起こる可能性大、というか必ず起こる「活断層」の上に立てられてるって知ってた?

「活断層」って何?というあなたに簡単に解説。じつは私も実態をよく知らなかったのです。

以下の地図をご覧下さい。日本の原発がある場所と「活断層」の走ってる場所を重ねて表してる地図。ぼんやりしてて分かりづらいので、クリックして拡大してみてね。
jishinnkatudanbnsoumappu1.jpg
地震が起こるには様々な要因があるそうですが、一つは地球上の地殻をのせて動いてる「プレート」どうしがせめぎあってる境目でプレートの沈み込みや押し合いが活発になり、その上にある地殻の亀裂つまり活断層が動くということらしいです。動き方はいろいろあるそうですけど。

専門の方、間違ってたら訂正してください。

つまり活断層の多い地域では、少ない地域より地震が当然起こりやすいってことですよね。

なんと、日本列島に無数に走るミミズのような赤い線、これが全部活断層なんだって。

相当の数の日本の原発はこの活断層の近くに、中には真上に建てられてるって。

もんじゅって名前の、あの有名な高速増殖炉は活断層の真上にあり、もし東日本大震災なみの地震が起こり、原子炉が壊れて炉心溶融が起こったら冷却する方法がないんだって。大爆発してそれこそチェルノブイリ以上の放射能汚染が日本中に広がると言われています。

福島原発の位置を地図で確かめてみましょうか。クリック拡大して。

jishnnkatudannsoumappu2.jpg

ミミズのような赤い線がいっぱい走ってるこの活断層のそばに、たくさんの原発が作られてるんですねえ。福島原発だけじゃないんだ。

もうこんなすごい地震は生きてる間は起こりそうにないから、その間に原発の安全性を確かめて原子炉をもっと強固にしておけば万全だ。あるいは電源が切れても、津波が届かないところに予備の電源を確保したり、原子炉を冷やす放水設備を整えていれば安全だ。

原発の会社に勤めてる偉い人はいまだにそう思っているのかもね。

日本の原発は最高の技術力を持っているから、壊れない。

そんな神話が壊れてしまいました。

原子炉そのものが壊れてしまい、周囲に撒き散らされた放射性物質のために直す事もできない、近寄る事もできない事態に陥ってしまった原発。

今広がりを抑えてる命がけの人々が被爆し、放射線によって命を落とさないことを祈ります。

それでも日本に原子力発電がなくなったら、電気が足りなくなってしまう。そこで働く人の職がなくなってしまう。関係の自治体におりていた補助金や優遇もなくなってしまう。

やっぱり原発はなくてはならないものでしょうか。

いつかまた別の場所で地震や原発事故が起きた時、やはり電気会社や、知事さんは、

「これも想定外の天災であって、めったに起こらないので、こんどこそ安全な原発にしますから増設を許してください。」

と言えるのでしょうか。

今回の地震とそれに伴った原発事故は誰も予測できなかったとするのは間違いです。

多くの方が三陸沖に地震が起こった場合にどんな事態が生じるかを東電に対して指摘し続けてきましたし、国会で指摘した人もたくさんいます。

2006年3月、日本共産党の吉井英勝さんははっきりと国会の場で巨大津波に対して原発が安全でないことを指摘し、対応を提起しましたが当時の原子力安全・保安院長は「安全である。」と答弁して、今までの安全対策を怠りました。

吉井英勝さんの本を紹介しているサイト=リラックスタイム〜お気に入りの本とともに〜

人災であることは明らかな原発事故。

追加記事:原発が人災であることをわかりやすく示していらっしゃるサイトを見つけました。ここからお入り下さい。↓
破局は避けられるか――福島原発事故の真相 ジャーナリスト 広瀬隆

そもそもこんなに多い活断層=地震の多い日本に果たして、核兵器にも匹敵する放射性物質をまきちらすウランやプルトニウムを、人がすむ都市におくことは、100年、200年といった長い目で見た日本の将来にとって必要なことなのでしょうか。

今すぐに実用化できなくてもバイオ燃料や風力発電、太陽光発電など地球にやさしい、壊れても修復可能な、放射能などとは無縁の発電を考えることは、無意味な無駄なことでしょうか。

巨大地震はまたどこかで起きます。

その時にあなたの家の半径30キロ圏内に原発があったら、どうしますか?

天災だから仕方がない。あきらめますか?

今までさんざん原発の恩恵をこうむって、原発の会社に雇われて、電気を使い放題使ってきたのだから、やっと助かった命を毎日おびえながら永らえるのは仕方がないのでしょうか。

日本だけでなく、世界中が放射能で汚染される前に、みんなで考えなおす必要があると思います。

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posted by ma1115 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

脱原発は可能か、世界に先駆けてドイツが名乗りをあげた!!!

やりましたね、メルケル首相。EUの中でもエネルギー行政では画期的、先進的な試みをはじめているドイツ。

別に女性だからというわけではありませんが、先見性という点では、菅首相をはじめとする「男社会」の各国首脳の、四角いあたまを丸くする人。

女性の立場から、女性の視点で世界をリードする指導者だと常々思ってました。

といっても、彼女のほかの政策を大して知ってるわけではありませんけどね。

脱原発と言えば簡単ですけど、困難なのはそれに替わるエネルギー確保と原発で働く人や会社の仕事をどう他の産業に移し替えていくか。

これからのドイツの政策を見守っていきましょう。日本のお手本になるかも知れません。このサイトに入って詳しくお読み下さい。↓

 独首相「原発を早く廃止したい」

昨日のニュースですが、現在あるすべての原発でアンケート調査を行ったところ、今回の福島原発事故のような、長期にわたる放射能漏れ事故に対応するような訓練を行ったことがある原発は一つもないという結果だそうです。

放射能もれなど起こるはずがない、原子炉が壊れるはずがない、という神話はもろくも崩れ去ったというのに、まだ何も始められていないというのは恐るべき事。

まだ余震が続く東北や福島はもちろんのこと、茨城や内陸での新たな地震が頻発しているのに、この上さらに違う場所で同じような放射能汚染が広がれば、狭い日本、いったいどこに避難せよというのでしょう。

過去記事でお伝えしましたが、日本は地震国。活断層の近くや真上に多くの原発が建ってることがわかってから久しいのに、もしも、の想定がいままで全くなかったのにも驚きです。

メルケル首相の勇気ある決断に拍手をしたいです。

原発で今までたくさん儲けてきた企業・個人の方、そろそろ儲けより、世界の人々の命のことを考えていただけませんか。

原発がなくなったら明日から食べていけなくなるあなた、転職のチャンス。風力発電や太陽熱発電の会社がこれからは儲かる。復興しつつある東北で、新しい街づくりが始まれば、新しい企業が起こり、新しいエネルギー産業、公共事業も計画されます。

命を守り、命を大切にするエネルギー革命を推進しなければ、日本ばかりかこの世界は存続できませんよね。言うは簡単、でも願わなければ、みんなで決めなければ実現できません。

一刻もはやく日本も原発のエネルギーから脱却して、新時代のエネルギーを創りだす方向に向かってもらいたい。

「そんな事言ったって、すぐにはやめられないでしょうし。」などと言ってる間に世界のどこかの国の原発が地震で破壊されたり、ならずもの国家に核兵器で原発を攻撃されたり、核実験した場所のそばに原発があったり、ドサクサに紛れてテロリストが放射性物質を奪ったりしないとは限りません。

今ある原発が1つでも安全だなんて、今は誰も思っていませんよね。

津波や地震で電源を失い、原子炉を冷却できなくならないように、予備の電源を確保する。冷却のための放水装置を整える。ぜんぜん無意味とは言えませんが、本質的なことを忘れていませんか。

今回のように、すでに原子炉が壊れて放射性物質が空気中や海水に漏れでてしまったら、これらの対策はまったく意味がない。

放射性物質を含んだ水がどんどん建て屋周辺に溜まって、除去することができなくなってしまったら全ての原子力発電所はお手上げ状態ですよね。福島の様子を見ると。

現在の原発を作る科学技術で一番急がなければいけないのは、放射性物質が空気中や海に漏れ出た時に、自然界にある放射能と同じ状態に戻すことができる技術、高濃度の放射能があふれる現場で、人間が100パーセント安全に作業ができる技術ではないですか?

それが開発されていない現在、地球上にはまだ原発が存在してはいけないのではないでしょうか。

風力発電や太陽熱発電、地熱発電がいかに技術的に難しく、たくさんは作れない、コストがかかると言っても、これよりは難しくないと思います。本を読んで研究しましょう、みなさんで。

追記:日本でも原発推進国フランスでも、世論調査で反対派が増えているようです。以下の記事をご覧下さい。もちろん震災後の調査結果です。

仏原発支持、58%に低下=日本は39%―世論調査

追記の2:オーストラリアのギラード首相もご存知のとおり女性です。彼女は日本に先日訪れ、南三陸町を視察した方ですよね。世界の首相で、被災地に訪れたただ一人だそうですが。

以下のサイトに入って彼女の考えをお読み下さい。

「原発、選択肢にない」豪首相、日本人の団結力に尊敬の念

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posted by ma1115 at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

無用に怖がる事なかれ、放射能が怖くて日本で生き残ることはできない!?

引越ししようにも引越しの業者が家財運搬を請け負ってくれない。

半径30キロ圏内にお住まいの方が避難しようと思っても、引越しを請け負う業者がいない。

そんな記事がYahoo!ニュースに載っていますよね。

着の身着のままで避難した人はバッグ一つに収められるだけしか持ち出しができない。そんなニュースを聞いたばかりでした。

これから計画的に避難を始める人たちも引越しもできず、貴重品だけを持って避難することになる。

もしかしたら、誰もいなくなったマンションや豪邸にふと、物を取りに帰ってみたら、誰か知らない人が自分の快適な住まいに居候してたなんてことがあるかも、、、。

放射能、、それは目に見えない脅威です。

恐ろしいと思えばどこまでも恐ろしい、でも、何も感じなければ火事や地震や津波と違ってすぐに死ぬというわけではありませんよね。

避難せよと言われてもここにい続けたいと思う人はいう事きかないでしょうし、逆に放射性物質や放射線を浴びた人は放射能を他人に移しませんよ、わずかに1日浴びたからといってすぐに被爆するわけではありませんよと言っても、引越し会社の人は、わざわざ危険な地域に出かけていって引越し作業をすることを嫌がる気持ちは分かる気がします。

いったい人はどのくらい放射線をあびたら危険なんでしょう。

そもそも放射能とか、放射性物質って何が危ないんでしょう。

よく分からないまま私達は偏見に満ちた目で、福島県のことを見ていませんか。

そこから来た人を差別したり、福島県に行くことそのものを危険視したり。

そこでできた農作物や海産物を必要以上に危険視したり。

こんな事を書くと、「それじゃ、あなた原発近くに住んでみたら。」とか「政府の言うことを鵜呑みにして放射性物質タップリの食べ物を買って食べたら。」とか極端な事を言われそうです。

私が言いたいのは、「原子力発電」や「放射能」のことをみんなで学びましょう、という事。

不安に思う気持ちは最もですが、風評被害やいわれの無い差別にあって苦しんでいる人がたくさんいるんです。

不安に思うならなおのこと、どのくらいの放射能を浴びたら、どんなことになるのか、どんな方法で防げるのかを一人ひとりが学ぶ必要がありませんかということ。

私も今回の原発事故で知らない事があまりにも多いと気がつきました。

今、できる限りのところで本を読んだり、サイトで調べたりしています。

日本国中が放射能で汚染されたらなんて不安を持ってるあなた、是非調べてみてください。

放射能Q&Aのサイト

コントレックスや○○の水を買いだめする前に、どれくらいの量の放射性物質を何年飲み続けたらガンに罹る確率が高まるのか、放射性ヨウソって何で、体にどんな風に害を及ぼすのかを知りましょう。

福島県から引越しをしてきた人を快く受け入れ、けっしてそこのお子さんを差別したりしないように。

放射能が目に見えないばっかりに、誰もいなくなった空き家に入り込んで、人の残していった財産を漁ったり、住み着く泥棒がいないように。

、、、、こんな取り越し苦労は私だけでしょうか。
posted by ma1115 at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月27日

放射能除去装置なんてないのよ、「ヤマト」はそれでも地球を救わなくては、、、。

お断りしておきますが、このブログはアニメ専門のブログではありません。女性・主婦のためのトレンドな話題、お役立ち情報ブログです。

宇宙戦艦ヤマトはかつてイスカンダルまで放射能除去装置を取りに行きました。地球滅亡まであと○日とかってアニメのタイトルにありましたよね。

福島原発の中にたまってる高濃度の汚染水の放射能を除去するための装置が、今日、東電から発表されたようですね。日、仏、米の会社が共同して開発し、6月から可能ですって。

NHKニュースで言ってました。素人にも分かるような説明でしたが、要するに、除去じゃなくて汚染水を「ろ過」し、放射性物質を封じ込めておいてから、大量にたまっている水を原子炉建屋周辺に循環させ、炉心を冷やすのに使う、そんなシステムをこれから作るんだそうです。

高濃度の汚染水が周囲にある以上、人間が中に入って原子炉を修理することができないわけですから、まずは汚染水の放射能を除去することから始めると。

除去というのは全く、この地球上から放射能をなくすわけではないんですね。

宇宙戦艦ヤマトとはぜんぜん意味が違うんですね。

そもそもウラン235とか、プルトニウムとかが発する生命体に有害な放射能を完全に取り除くなんて人間の技術力ではまだできないんですもの。

海水や大気で薄めることはできても、永遠に放射能を出し続ける物体をどう保管し続ければいいのでしょう。土に埋めても、コンクリで固めても、プールで冷やしても、今回のような地震や天災に遭えば、将来の人類に全てふりかかってくる後始末。

100年後、1000年後、1万年後の地球の子孫に、美しい地球を残したいなと思います。

宇宙戦艦ヤマトはたったの1年で地球の放射能を除去しましたけど、ヤマト=日本の国はとても1年やそこらじゃ、難しい。

それでもやっぱりあきらめてはいけませんよね。

できることから始めましょう。これ以上原発事故を起こさないように。

地球の大切な命や自然を守るために。

素敵な映像を見つけました。Yahoo!JAPANからご紹介。

オーロラの見える風景を時間を短縮し映像化したものです。外国の方の作品。こんな夜空が見られる地球でいつまでもいて欲しい、、、、、。
オーロラの見える風景

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posted by ma1115 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月05日

放射線のことが学べるサイトのご紹介、むやみに怖がらないために。

前回書きました、放射能は怖いという前によく勉強しましょ、という話。

参考になるサイトを探してみました。本を読んでもいいけど、こちらに入ってみて。分かりやすく放射線について説明されていました。

むやみに恐れて偏見を持ってはいけないということも、本当に防がなければいけない予防・安全策も分かります。↓
毎日新聞・ニュースセレクト 東日本大震災:福島原発事故放射線 健康への影響は正しく知って行動しよう

以下、そのサイトからの抜粋です。
放射性物質を含む水を飲めば体内に取り込まれる。これを「内部被ばく」と呼び、食べ物や呼吸でも体内に入る。ヨウ素131は甲状腺に集まりやすく、放射性のセシウム137は全身に分布する。ヨウ素131は8日で量が半分に、セシウム137は30年で半分になる。半分になる時間を「半減期」と呼ぶ。ただし、内部被ばくの場合「時間とともに体外に排出される」(稲葉次郎・元放射線医学総合研究所研究総務官)ので、実質的な半減期は異なってくる。ヨウ素131は成人で約7日、セシウム137で約90日という。

福島第1原発から飛散した放射性物質は、大気中や土壌からも見つかっている。体の外から放射線を浴びることを「外部被ばく」と呼ぶ。被ばく量は、内部と外部の両方を考慮する必要がある。

放射線医学総合研究所は、東京に住む人が1カ月間に受けた累積放射線量(3月14日〜4月11日)を観測結果をもとに推計した。外部被ばく量は0・016ミリシーベルト、内部被ばく量は0・1ミリシーベルトで、計約0・116ミリシーベルトだった。東京とニューヨーク間を航空機で往復したときに浴びる自然放射線量より少なく、健康に影響を与えるレベルではない。


要するに東京近辺にすむ人が食べ物や水の放射線を心配しなくても大丈夫ということらしいですね。

では福島県に住む人はどうなのでしょう。
広島・長崎の原爆被爆者約9万3000人の半世紀以上にわたる追跡調査から、100ミリシーベルト以上では、被ばく線量が高いほど、がん発症率が直線的に増えることが分かっている。つまり、線量が2倍になれば、がんになる確率も2倍になる。放射線医学総合研究所によると、仮に1000人が100ミリシーベルト被ばくしたとすると、後にがんで死亡する人は、元々の300人から305人に増える。

100ミリシーベルト未満の低線量では、同様にがん発症率が高まるかどうかは、明らかな証拠がない。がん発症には、食生活や喫煙など被ばく以外の要因もかかわり、放射線の影響かどうかを特定できないからだ。約10ミリシーベルトの影響を調べるには、1000万人の被ばく者が必要と試算されている。

中略

「福島県内の5市町村を計画的避難区域(一部地域の場合を含む)に指定します」。4月11日、政府が新たな指示を出し、計画的避難区域では住民が1カ月程度で避難することになった。対象市町村をどこにするかで目安となった累積放射線量が年間20ミリシーベルトだ。

健康影響を減らすための目安は、国際放射線防護委員会(ICRP)や国際原子力機関(IAEA)が提示している。

例えば、ICRPの90年勧告では、対策を取らないと2日間で5〜50ミリシーベルト浴びるような地域では屋内退避を求めた。また、1週間で50〜500ミリシーベルトの地域で一時的に避難するとしている。一方、IAEAは「屋内退避10ミリシーベルト(2日間)、避難50ミリシーベルト(1週間)」と提言した。こうした指摘を受け、日本の防災指針は「予測される累積の放射線量が10〜50ミリシーベルトで屋内退避、50ミリシーベルト以上で避難」としている。


微妙なところですよね。100ミリシーベルトではがん発症率が明らかに高くなる。仮に毎日10ずつ浴びても、1ヶ月住んでいれば300も浴びることになる。でも体内に蓄積されずに排泄されるヨウ素やセシウム。もし排泄されないで対内に残ったら、半分に減るのが7日後と30年後。

福島県から遠く離れた地域にお住まいのあなた、ほっとしていらっしゃいますか?

もしも福島県から引越したり避難してきた方がいらっしゃっても、その方々から放射線を浴びたり、引越し家財道具から放射線を浴びたりする事はありません。仮に2次被爆の可能性があったとしても、あなたの普段の生活で十分に防ぐことができます。

放射線は太陽光線や大地からも私達は生まれてからずっと受け続けています。歯の治療や胃の検査などでもレントゲンを受け、放射線を浴びていますので、殊更に恐れることはありません。

ガンに罹る恐れは誰にでもあります。定期的に検診を受けて未然に病気を予防しましょう。

煙草やお酒の摂生、食生活の改善のほうが大事かもしれませんね、水や食べ物に放射性物質が含まれるかどうかよりも。
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2011年07月08日

ヤラセを知ってて知らないふりするジャーナリズムと権力の癒着。明日からあなたはどの新聞を読みたい?

やっぱり、、。

そうだろうとみんな思っていました。

いわゆる組織ぐるみのやらせ。これって何も原子力発電の説明会だけじゃないですよね。

支持政党への応援を組織ぐるみでいやおうなしにやらせる。

常態化してますよね。個人がどんな考えをもっていようと、組織に属するものはみんな右へならえで会社が支持する政党の候補者に票を入れるように指示される。しかもヤラセでないと社長は公然といってのけるし。

Yahoo!ニュースより抜粋させていただきます。

九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開に関する佐賀県民向け説明番組を舞台にした「やらせメール」問題で、原子力を担当する複数の同社役員が関与していたことが8日、関係者の話で分かった。子会社に直接指示した課長級社員の複数の上司がかかわっていたことで、組織ぐるみの疑いがさらに強まった。また、同社では以前から、原発に関する住民向け説明会に社員を動員するなど、やらせ的手法が慣習化していたことも判明した。

 同社関係者によると、原子力発電本部の課長級社員が、上司の執行役員から番組があることを社内の原子力関係の3部署や子会社4社に周知するよう指示されたことを受けて、番組に発電再開容認の意見を投稿するよう求めるメールを発信していたことがすでに判明している。新たに、この執行役員の上司に当たる役員もこの指示に関与していたことが、関係者の話で分かった。

 また、九電社員らによると、これまでも原発周辺の住民向け説明会を開催する際などには、社員や関連会社の従業員らに呼びかけて、「住民」として出席するよう求めるなどしていたという。

 一方、課長級社員からのメールを受信した子会社4社では、社内インターネットの掲示板に掲載された文書にアクセスするなどして、少なくとも1500人がメールの内容を知っていたとみられる。このうち何人が実際に投稿したかなどは分かっておらず、各社が調査している。


要するに、会社の幹部たちが、九州電力の原発の安全性をアピールする意見を、社員や子会社の人たちに、さも地域住民であるかのように装ってメールで送れと言ったり、説明会の会場で述べたりせよと指示したってことでしょうかね。

それを正直に世間に知らせた人はいったい誰なんでしょうね、みんなが知りたいのはそのことです。

追記:7月10日の新聞赤旗に記事が載ってました。6日の衆議院予算委員会で日本共産党の笠井亮議員がすっぱぬいたと書かれていました。それより以前の6月26日、佐賀県の県議、やっぱり共産党の武藤明美議員が「やらせメール」の存在を佐賀県に伝えたんだそうですが、佐賀県はそれを無視。佐賀県の玄海原子力発電所の再稼動にかかわる「説明番組」があった当日の朝です。

どういうわけだか、他の新聞には誰がすっぱぬいたかという記事は載ってませんね。

載せたら共産党の宣伝になるからでしょう。

今までみんな知ってても「やらせです。」なんて言わなかったわけですから、すっぱぬいた人はよほど勇気のある人でしょう。内部告発を共産党だけが引き受けたってことらしいです。

赤旗にしかヤラセをすっぱ抜く記事を書けないって知ってた?他の新聞はほんとの事を書けない。なぜか?

以下のサイトに入って考えてみて。

ウォールストリートジャーナル日本版=なぜ赤旗ばかりスクープ飛ばすのか

いつまでも黙って会社にしたがってばかりいたら命がなくなりますよ。

電力会社にお勤めのあなた、いざ津波が押し寄せたり、地震が起こって腐ったドラム缶につまってる放射性廃棄物が原発から流れだしたら、せっかく原発のおかげで給料もらって建てた新しい家を見捨てて避難しなくてはならなくなります。

地球と太陽と、エレニン彗星が直列する今年9月26日頃、地球のどっかで大地震が起こるらしいですけど、日本のプレートの真下でないことを祈ります。

「これくらいの被害ですんだのだからラッキーです。」とか、「不安だったら引っ越せばいいじゃん。」と、ある番組で言ってた(たぶんヤラセの)人、考え直すには遅すぎるかも。

次回こそはさわやかな、楽しい記事を書こうと思います。

いいことみっけの毎日。
posted by ma1115 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月03日

またア?電力会社のヤラセと原発関連の記事!!!

と言いたいでしょう、このブログをいつも読んで下さってるあなた。たまには違う記事を書きたいのだけれど、そういうわけにはいかない事情があるんです。

読売新聞からの記事の抜粋。YAHOO!ニュースに載ってました。

電力5社、経営陣が動員関与…会社ぐるみ常態化
読売新聞 8月3日(水)3時7分配信

原子力発電所に関するシンポジウムや住民説明会に、電力会社が社内や関連会社などの関係者を動員した問題で、四国電力以外にも東北、中部、中国、九州の4電力会社で、当時の副社長や社長が動員を指示したり、了承したりしていたことがわかった。

社員らの動員は、これまで四国電力など6社で判明しているが、このうち5社で経営陣の関与が認められたことになる。

副社長が関与していたのは、2006〜10年に開かれた東北電力女川(宮城県)、中部電力浜岡(静岡県)、中国電力島根(島根県)、四国電力伊方(愛媛県)の各原発についてのプルサーマル計画に関するシンポジウムなど。

東北電力では09年12月、火力原子力本部長の副社長が幹部との打ち合わせで「出席できる人は出てください」と述べ、出席した部長らが部下に伝え、管理職や関連会社への参加要請が行われた。中国電力では、08年12月に電源事業本部長の副社長や島根原子力本部長の常務らが集まった会議で、社員らに参加を要請することが了承された。中部電力では07年8月に開かれたシンポジウムについて、同社広報部は「副社長が報告を受けて了承した」としている。

九州電力では、昨年5月の川内原発3号機増設に関する「第1次公開ヒアリング」で、社長が動員要請を事前に把握していた。


この記事、天下の読売新聞が書いたんですよ、赤旗じゃなく!!!

共産党に都合のいいことしか書いてない偏った記事を載せてると評判の党機関紙じゃなく、自民党ご推薦の、日本で一番大企業に愛されてる新聞です。

そろそろ、さすがの大企業も、原発に見切りをつけたという兆しかも。

ここ10年の日本列島は近年になく地震や火山活動が活発になってきているという記事も見かけました。1000年に一度の地震(東日本大震災よりももっとすごいの)がこの先10年におこると言ってる地震学者もいます。

以下はそのサイトからの抜粋。

「千年に一度の巨大地震の世紀」首都圏直下型や3連動型の可能性も  産経新聞 8月3日(水)3時15分配信

東日本大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。

寒川氏は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。9世紀前半に関東北部や東北などでマグニチュード(M)7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。

貞観地震は当時の歴史書「日本三代実録」に、「海は猛(たけ)り吼(ほ)え、津波が怒濤(どとう)のように多賀城下に押し寄せ、千人がおぼれ死んだ」と記述。当時の海岸から約5キロ内陸の多賀城跡(宮城県多賀城市)周辺では道路が寸断された跡が見つかり、仙台市などでは津波で運ばれた堆積物もあった。

878年には関東南部でM7以上の直下型地震が発生。887年の仁和地震では、日本三代実録に「都(京都)の建物は倒壊し、圧死する者多数。海岸には海潮(津波)が押し寄せ、無数の人がおぼれ死んだ。大阪湾岸も津波被害が甚大だった」と記録。東海から四国にかけて甚大な被害があったという。

寒川氏の分析によると、最近数十年間に秋田などで死者100人以上を出した日本海中部地震(昭和58年、M7・7)や阪神大震災(M7・3)、新潟県中越沖地震(平成19年、M6・8)など各地でM7前後の地震があり、その後東日本大震災が発生した点が、平安時代の状況と共通していると指摘した。

首都圏直下型地震や東海・東南海・南海地震について寒川氏は、いずれもフィリピン海プレートの影響下にあり関連が深く、過去の首都圏直下型や仁和地震に匹敵する3連動型地震が発生する可能性が高いとした。

また、6月30日に長野県中部で起きた震度5強の地震は、千年あまり活動がなかった牛伏寺(ごふくじ)断層付近で発生。7月5日にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。

一方、古代以降、M8・2程度の元禄関東地震(1703年)や3連動型の宝永地震(1707年)があった「18世紀初め」、安政東海地震(1854年)や、高さ9メートルの津波が襲ったという翌日の安政南海地震、死者1万人といわれる安政江戸地震(1855年)が起きた「幕末」にも巨大地震が集中したが、三陸沖では東日本大震災に匹敵する地震はなかった。

寒川氏は「東日本大震災では『想定外』という言葉がしばしば使われたが、文献史料には過去の巨大地震が詳しく記されており、決して想定外ではない」と話した。

古村孝志・東大地震研究所教授(地震学)の話「これまで、江戸時代以前のデータは不確かさがあるということで防災対策などでもあまり注目されなかったが、今回を教訓に文献史料などを見直さないといけない。東日本大震災後の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる」


何でこんなに人の記事ばかり引用したかという説明をさせてください。

自分の考えもなしに人の記事を丸写しばかりしているサイトが多すぎるという批判をしておいて、このブログも同じことしてるじゃないとあなたに批判されるのを承知で。

赤旗や日本共産党の考えばかりを私が主張していると勘違いしている一部の読者に向けてあえてそうではない立場からの新聞記事を選んで載せました。

日本は今のところ、色んな考え方、主義主張を自由に話しても命を奪われる事がない平和な、自由な国です。せっかくそのすばらしい国に生まれたのだから、自分と考えの違う人の意見もしっかり読んだり聞いたりして、自分の考えに取り入れたいですよね。

7月30日・31日、広島で新日本婦人の会の日本母親大会があり行ってきました。立場や考えや生き方の違う人々が一同に集まって、日本の政治を変えようとがんばっている姿に感動しました。

一人ひとり考え方が違う人同士がヒロシマアリーナに8500人も集まって発表をしたり聞いたりも感動でしたが、このブログを読んで下さったあなたが、誰かにこの記事のことを話してくださり、このブログに来てくださったあなたが「そういう考え方もあるのか。」と納得されたり、逆に反感を持ってくださったりすることに感動を覚えます。

「核兵器と原子力発電は本質的に同じもので、人類とは共存できない。」

と私はこれからも書きたいと思います。

どうか、嫌がらずにまた読みに来てくださいね。偏見に縛られず、あなた自身の頭で考えながら。

posted by ma1115 at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月23日

原子力発電は日本にとって必要ですか?パート2〜広瀬隆氏インタビューを聞いて

今日本人の半分は「原発は危ないけどすぐにはやめられない。」と考えていると多くのマスコミは言っています。

理由は、日本中の電気が不足したり、不景気になったりすると困るから。原発で生計を立ててる人がたくさんいて、原発の恩恵で補助金をもらってる地方自治体がたくさんあるのに、急にやめたら路頭に迷う人がたくさん出るから。

そのどれもが間違ってると気付かされました。自分本位、自分さえよければという考えを捨てなければ日本どころか世界はとんでもないことになってしまいます。

まずはこの動画を見て、次に広瀬隆さんの本を読んでください。

(補足:広瀬隆さんのプロフィール。1943年生まれ。大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。「東京に原発を!」「原子炉時限爆弾」などで原子力の危険を訴えるとともに一貫して反原発の論陣を展開してきた。)

真っ直ぐなあなたの心で感じていただきたい。日本のマスコミではけっして報道されない、誰にも知る権利がある本当の話。

予言されていた原発震災〜広瀬隆インタビュー(ゆうチューブ動画)



忙しくて最後まで見る暇がない人のために。ダイジェストで内容をお伝えします。

○ 原発をやめても、日本は電力不足にはならない。(「福島原発メルトダウン」のP220〜221に試算したデータが書かれています。)

グラフを見ると火力・水力発電だけで十分確保。国内の54基の原発をただちにやめても今の日本は節電の必要はない。世界中の石油は今後200年はもつ。また、天然ガスなど新たなエネルギー資源は枯渇するどころか、近年の調査でぞくぞく発見されている。

電力不足の要因は原発を停止したからではなく、今まで天然ガスなどによる火力発電を意図的に5〜6割におさえてきたから。加えて大震災によって火力発電所も被害を受けたからである。火力発電の被害は、原発事故と違って比較的復旧が短期間ですむ。

東電は計画停電ではなく、すみやかに火力発電所の復旧をすべきだった。

○ 原発はCO2を出さず、地球温暖化防止できるというのは嘘。原子炉が発電する時には出さないけれど、炉心を作ったり工場を作ったりするのに膨大なCO2を出している。また炉心を冷やすのに海水を温め、地球の海を暖め続けている。作り出したエネルギーのうち、3分の1を電気に、あとの3分の2を熱エネルギーに変えて海に放出。

○ 放射性廃棄物を捨てる場所がすでに日本には不足しつつある。

使い終わった灰を再利用するための施設さえ、核燃料プールに保管中、電源喪失し冷やすことができなくなったら福島原発と同じようにメルトダウンする。実際、東日本大震災の時には、電源喪失寸前だったが、報道されていない。

青森県六ヶ所村には全国から集まった「核のゴミ」が保管されている。1998年から2010年まで13年間すでに2827トンたまっている。容量は3000トン。ということはほとんど満杯。全国の原子炉で出る使用済み核燃料は1年に900〜1000トン。ということはもう捨て場所がない。全国の原発の敷地にたまりっぱなしで、炉心だけでなく危険を増大させている。

○ 放射能汚染の「ただちに健康に影響はない。」という言葉は嘘。よく引き合いにだされる自然界にある被曝は、体内に入って濃縮されることはないので、比較にならない。飛行機の中やレントゲンでの被ばくとは次元の違う体内被爆である。5年先、10年先にどんな放射線被害が出るかは誰にも分からない。

○ 特に若者や幼い子どもに放射線の影響は甚大である。チェルノブイリなどでは今も甲状腺ガンなどで苦しむ子ども達がたくさんいる。(福島で検査した半数の子供が甲状腺に被ばくしていると18日のYahoo!ニュースにありました。)

○ 若狭湾にある地震地帯には14基も原発がひしめいている。日本全体が活断層に覆われているような国土なので、想定外ではなく、大地震がいつどこで起こっても不思議はない。M7クラスの地震が起こって電源を失ってしまえば日本どころか世界が終わる。とくに危険なのは高速増殖炉もんじゅ。炉心をひやしている科学物質は空気にふれると爆発する。

○ 原発があると仕事があり、儲かる。だから電気会社やおかかえ科学者は安全神話をばらまいてきた。マスコミも原発の反対派の活動や原発事故は取り上げずいいことばかり宣伝してきた。

○ 安全な原発などありえない。どんな機械も壊れたり不具合を生じる。いったん放射能が漏れ出たら、電源が確保されても、津波を防ぐ事ができても永遠に放射線は人間に影響を与え続ける。


もうお一方ご紹介をします。

小出裕章さん。小出さんも広瀬さんと同じような立場で原発に反対している科学者です。

補足:小出裕章さんのプロフィール。1949年生まれ。京都大学原子炉実験所助教授。東北大学工学部原子核工学科にて原子力を学ぶ。JOC臨界事故などで放射線被害を受ける住民の側に立って活動。原子力の専門家としての立場から危険性を訴え続けている。


小出裕章さんの原発批判(ゆうチューブ動画)




この本の中で私が初めて知ったことは、

○ 日本の電力料金は世界一高い。原子力発電所を多く作れば、それだけ電力料金に上乗せできる法律が日本にあるから。しかも日本では電気会社は独占企業で、消費者は電気会社を選ぶ事ができない。

ここから先は、私の考え。

韓国は原発推進派が多いと今朝のラジオで言ってました。でも韓国と比べ物にならないくらい日本は地震国。地震のほとんどないドイツやオーストラリアでも脱原発を国の政策にしてるのに、私達日本人は何を迷ってるのでしょうね。

未だに「原発は儲かるから、やめられない。」と。

地球上の生き物全てが死に絶えて初めて、電気やお金より大切なものに気付くなんて愚かなことはしたくないですよね、恐竜と人類は違いますもの。

最後に。

自分の住んでるところには放射線の影響はないから、原発問題は関係ないとまだ思ってるあなたのために重ねてご紹介します。原発を推進している側の研究者のお話です。是非上の動画と見比べてください。

福島県放射線健康リスク管理アドバイザー山下俊一教授の講演会を参考までに。3月19日に就任した山下博士の講演の動画です。

フクシマは安全です!山下俊一さんの講演会(ゆうチューブ動画)

次は原子力安全委員会委員長の班目春樹さんのお話(ゆうチューブ動画)です。

安全じゃないけど原発はものすごく儲かる、だからやめられない!

先ほどの小出裕章さんのお話(ゆうチューブ動画)でまとめます。

『私が原子力に反対する根本の理由は自分だけが良くて危険は人に-押し付ける。そういう社会が許せなかったからです』

補足:8月20日(土)のYahoo!ニュース読みましたか?

原発周辺、長期間住めないと判断…首相陳謝へ


菅首相、20年間人は住めないといっていた言葉をすぐに撤回し、またまたこの発表です。嘘つきですね。3月に広瀬さんや小出さんの言っていた事が本当になってしまいました。

これほどまでに地域住民を苦しめている原発。「自分とは関係がない。」「電源喪失しても自分にはどうしようもない。」「自分の生活には電気がないとやっていけない。」「うちは○○電力の社員だし。」

とあなたはまだ言い続けますか?
posted by ma1115 at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原子力発電は日本にとって必要ですか?パート3

日本の景気を維持・回復するには電気が欠かせない。原子力発電こそ莫大なエネルギーを作ることができる次世代のエネルギー技術である。

日本の原子力発電所は世界でも高水準の技術で安全に作られコストが安く、原子力発電は他の発電方法と比べて効率がよい。

原発に見学にいくと、大抵パンフレットに書いてありますよね。こんな説明。

質問その1、そんなに高い技術で作られていて安全な発電所なら、なぜ、東京都のど真ん中や、大都市の真ん中に作らないのですか?送電線が短くなり、電気を送る手間が少なくなり、コストがもっと安くなるでしょうに。(東京都知事の石原さんは、ど真ん中に原発を作れるとおっしゃっていますね。)

質問その2、コストが安いはずなのに、なぜ日本の電気料金は最高に高くて、さらに高くなるのですか?

質問その3、日本の原発は高い技術力で作られているそうですが、原発で長年働いてきて、癌にかかって亡くなったこの方のお話を読んでください。この方のいた原発だけが、たまたまこんなずさんな会社なのでしょうか?

原発がどんなものか知ってほしい  平井憲夫さんの手記

平井さんのお話から抜粋します。

原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で、「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる、その疑惑を否定するために核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」と書いていますが、これもこの国の姿なんです

チェルノブイリで原発の大事故が起きて、原発は怖いなーと思った人も多かったと思います。でも、「原発が止まったら、電気が無くなって困る」と、特に都会の人は原発から遠いですから、少々怖くても仕方がないと、そう考えている人は多いんじゃないでしょうか。

でも、それは国や電力会社が「原発は核の平和利用です」「日本の原発は絶対に事故を起こしません。安全だから安心しなさい」「日本には資源がないから、原発は絶対に必要なんですよ」と、大金をかけて宣伝をしている結果なんです。もんじゅの事故のように、本当のことはずーっと隠しています。

原発は確かに電気を作っています。しかし、私が二〇年間働いて、この目で見たり、この体で経験したことは、原発は働く人を絶対に被曝させなければ動かないものだということです。それに、原発を造るときから、地域の人達は賛成だ、反対だと割れて、心をズタズタにされる。出来たら出来たで、被曝させられ、何の罪もないのに差別されて苦しんでいるんです。

みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。だったら、事故さえ起こさなければいいのか。平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。私のような話、働く人が被曝して死んでいったり、地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。それに、安全なことと安心だということは違うんです。原発がある限り安心できないのですから。

それから、今は電気を作っているように見えても、何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油がいるのです。それは今作っている以上のエネルギーになることは間違いないんですよ。それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。

そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。だから、私は何度も言いますが、原発は絶対に核の平和利用ではありません。

だから、私はお願いしたい。朝、必ず自分のお子さんの顔やお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。これをどうしても知って欲しいのです。

ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っています。

原発がある限り、世界に本当の平和はこないのですから。


平井憲夫さんのプロフィール 
1997年1月逝去。1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。

福島の原発事故の14年前に亡くなった方の遺言ですね、これは。

すぐ下の記事、パート2も読んでくださいね、まだの方は。

追記:昨日読んでくださったあなた、以下をもう一回読んでくださいね。
<毎日世論調査>原発「時間かけて削減すべきだ」74%

すぐにはやめられないけど、これ以上増設してはいけないという考えの人が増えています。

原発をこのまま放置、あるいは推進したほうがいいという方が26パーセントもいらっしゃるということ。

捨て場所がなくなり、ドラム缶に入れられて地中に放置されたり、海に捨てられたままの核廃棄物が世界中を汚染するのはそう遠くない日。その人たちがまだ生きている時代です。

原発なんて関係ないというあなたは電気を思いのままに使って、放射能をいっぱい含んだ空気を吸い込み、セシウムやヨウ素たっぷりの水や食べ物を食べて幸せな人生を送っていただきたい。
posted by ma1115 at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

過酷な労働者の実態、日常的に被爆者を作り続ける原発を告発!!!

今日は、実際に原発で働いている人の実態を動画でご紹介。こんな映像は絶対テレビや新聞には載りません。ほとんど全てのメディアは原発の味方ですから。

原発の犠牲者は、福島原発事故の被災者だけではなく、国内にある54基の原発で働く労働者なのです。

私の今までの記事で、日本に原発はなくても電気は不足する恐れなどないとお分かりでしょう。

賢いあなたはお気づきでしょう。電力会社の偉い人だけが、原発で生み出した電気で何十年の間、莫大な利益をすでに得てきています。その利益の一部を使ってもっともっと儲けるために地震だらけの日本国中に危険な原発を作ろうとしている。さらに世界中に危険な原発を売り込もうとしている。

計画停電などと言って私達に不安をあおって「原発がなければ、電気が足りなくなくなるぞ。」と脅しているだけなのです。

他人の命や財産など犠牲にしたって何とも思わない人たち。

自分が今生きている間にお金を儲けて贅沢なくらしをするために、放射性廃棄物を毎日広島の原爆の何十倍も生み出し、原発で働く人々の命を何十年も脅かし、原発の周りに住む人々の暮らしを脅かし、未来の地球に取り返しのつかない放射性物質に汚染された食べ物や土や空気を撒き散らして。

都会の人たちも同様に、大量に作られた電気で自分たちの便利な生活を享受しています。原発のある地方の人や、原発で働く下請け、孫請けの労働者の尊い命や財産の犠牲を知らないで。

そんなこと自分の人生と何の関わりもない、なんて私は思わない。

原発のおかげでお給料をたくさんもらって生活しているあなたや、原発が近くにあるおかげできれいな施設がたくさんある地方の過疎の村に住むあなたにも考えてもらいたい。世界中の人に知ってもらいたい。

なんのために原発があるのか、原発は人類に本当に役に立つものなのか、これからさらに科学技術を発展させて「安全な」原発にしていくためにはある程度の犠牲者は今のところはやむをえないのか。

犠牲はやむをえないというならば、あなたはその犠牲者になってもいいということなのでしょう。

つまり電気がないと日本のみんなの生活が成り立たない。電気会社の偉い人がお金を儲けられない。だからあなたが犠牲になって放射能を浴び、病気になるのを承知で炉心の定期点検をしたり、活断層の真上にある原発のある地域にあえて住みましょうという事なのですね。

一部民主党の人に(絶対に国民全員が選んだ人ではない!!)先日選ばれた野田首相は言いました。

海外の人たちは日本からの原発の技術を待ち望んでいると。(注:先日当選後の演説の内容ではありません、彼の持論だそうです。)

日本が不況から脱するために原発を海外に売り込むつもりのようです。

電気が不足している発展途上国で、莫大なエネルギーを生み出す原発が欲しいと思っているのはその国の為政者やこれから電気事業を始めようと思ってる資本家だけです。

どんなに貧しい国でも、原発の放射能が国土を汚染していく事実や、原発で働く人が病気に蝕まれていく現実を知ったら「みんなのために、誰かが犠牲になってでも、原発を作ってもらいたい。」と思う人はいない。

原発の真の恐ろしさを隠したまま、日本は再び海外に原発を売り込もうとしています。

「安全」な原発を開発したからもう大丈夫だという宣伝とヤラセを海外のメディアや公共機関に大金をばらまいてさせるつもりなのでしょう。

「安全」な原発など、どこにもありはしないということを、下の動画を見て知ってください。

被曝する下請け労働者たち 原発で働く人々の実態は



原発労働者・過酷な実態、沖縄からの出稼ぎ労働者の実態



隠された被爆労働〜日本の原発労働者


たとえ日本にこれから一度も地震や津波が起こらなかったとしても、日本のどこかで原発は誰かの心と体を蝕んで行きます。

今日も下請け、孫請けの日雇い労働者が、定期点検や原発の建設の際にあびた大量の放射線で白血病や、癌、心臓疾患に苦しんでいます。

追記:今朝のラジオで、福島原発で働いていた労働者の方が、急性白血病で亡くなられたという情報が入りました。雇われる際には健康診断では何も病気は無かった人ですって。

これについて、説得力のある方がお書きになったサイトを見つけました。読んでみてあなたがご判断下さい。本当に原発の放射能がこの人の死をもたらしたのではないと言えるかどうか。

福島原発の作業との直接の因果関係はない、と言う見解についての有意義なサイト

そのほかにも、心筋梗塞など心臓の病気でなくなられた方もあるとか。医師の診断では放射能との因果関係は無いということです。この報道を聞いて腹が立ちました。放射性セシウムは筋肉の組織にたまりやすいと誰でも知っているのに。

雇われる時には健康だったから雇われたはず。どうして、福島原発事故の仕事に携わっている間にそんな急性の病気にかかるのでしょう。しかも医師の診断でそんなにかんたんに因果関係が無いなどと言えるのでしょうか。

新内閣発足のニュースよりこっちの方が重大なのに、またもやマスコミは沈黙。本当は報道されていない放射能による死亡者がすでにたくさんいるのではないでしょうか。

情報があったらぜひ教えてください。新聞や大手のニュースサイトには絶対載らないでしょうけど。

原発の炉心近くで何年も働いて被曝しないなんて不可能なのに、みんな劣悪な環境の中、安い賃金で働かされて使い捨てられていくのです。

原発が作られれば作られるほど電気料金は吊り上げられるのに、儲けはいくつもの下請け制度で親会社などに搾取されるばかり。安全な場所で暮らして、現場に来ない人がお金を儲けるばかりで、命を張って実際に放射能いっぱいの現場で働く人たちは保険もなくすごく安い賃金で働かされている。

本社の偉い人は放射能のある危険な場所には一度も行きません。正社員でさえ、点検や工事の現場には行かないのが普通なんだそうですから。

原発で働いて病気になった日雇い労働者のあなた、避難を強制されて家や土地を失ったあなた、原発に脅かされる日本中の人たち、みんなで力を合わせて今まで電気会社が儲けたお金を取りもどそうじゃありませんか。

今ある原発を一つも稼動させない。これ以上増やさない、まして海外に技術を売ったり、原発そのものを輸出したりする政府に反対しましょう。

放射能をこれ以上地球に撒き散らさない。この地球の全ての命にとって「絶対安全」と言えるエネルギーでなければNO!と声を上げましょう。自分さえよければと言ってるうちに、あなたや大切な家族を守るすべがなくなってしまわないように。

ドイツやオーストラリアでできた事は日本でも可能です。

みんなで話し合って日本の原発の廃止を国民投票で!

世界中に核廃棄物を撒き散らし、被曝する原発労働者を増やそうとする日本政府にNOを!
posted by ma1115 at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月01日

防災の日に。被害を最小限にするふだんの心がけ=「減災」

今日、9月1日は防災の日。

よく知られていますが、今年は特別な意味を感じる人が多いと思われます。東日本大震災の教訓を生かした防災訓練ができるかどうか。

あるサイトからの抜粋です。
暮らしのオールアバウト〜防災豆知識より

防災の日は、避難訓練などの災害時を想定した訓練をおこなう日として知られていますが、『防災の日』として、9月1日が選ばれた理由をご存じでしょうか?

そう、一番の選定事由は『関東大地震』です。

大正12(1923)年9月1日11時58分44秒、伊豆大島付近、相模湾北西部の相模トラフ(北緯35.1度 東経139.5度)を震源 とする海溝型大地震『関東大地震』が発生しました。

この地震はマグニチュード7.9、震度6の規模で、南関東一円を中心に、死者・不明者14万2,807名、家屋全半壊25万4千件余、焼失した家屋は44万7千余、山岳部では山崩れが多数発生し、海岸部では津波が発生しました。

東京消防庁による東京(当時は東京府)の被害状況は、焼失した家屋は22万1,718棟、焼損面積38.30平方キロメートル(東京ドームの約1,400倍の広さ)、死者6万420人、行方不明3万6,634人、傷者3万1,051人でした。関東大地震は、その被害の大きさから『関東大震災』とも呼ばれています。

死者・行方不明者が14万人て想像できませんね。東日本大震災で数万人というのもですが。

インターネットもテレビもラジオもなく、どうやってその数を確認したんでしょう。津波や地震の情報は口コミでしかなく、逃げ遅れた人も目の前に波が来るまで気付かなかったのがほとんどでしょうか。

関東大震災でも東日本大震災でも、当時被害にあった人はまさか自分が災害に遭うとはその瞬間まで夢にも思わなかったに違いありません。

地震のあとすぐ津波が来て、追い討ちをかけるように原発事故、放射線が撒き散らされ、ふるさとを命からがら離れていくなんて福島県の人は3月11日の朝まで思わなかったのですもの。

私達も人ごととは言っていられないですよね。

以前の記事で書きました。この21世紀は間違いなく地震が多発します。日本列島の真下にあるいくつものプレートが動き、日本の54基ある原発のすぐ近くにある活断層がずれる恐れがあります。

昨年10月発見されたばかりのエレニン彗星も、太陽フレアを活発にし、地球ー彗星ー太陽の直列が9月26日に起こったら、電磁気と潮汐力は地球へどんな影響を与えるか分かりません。

地震や津波などの天災は確かに避けられないけれど、常日ごろから心の準備や、しかるべき備えをすれば少しでも実際の被害を少なくする事はできます。

災害への万全の備えをして、被害をできるだけ少なくする事を「減災」と言うそうです。

東京都では本日防災訓練がされているそうです。最後のお仕事で菅(元)総理が仕切っていらっしゃるとか。

恐れてばかりいても仕方がないので、私は家族と災害が起こった時の避難場所を話し合っておきました。

家から歩いて10分のところにある中学校の校庭。ここは大昔の豪族の古墳の丘。盛り土されたのではなく、山そのものを切り開いて作られていますから、万一15メートルの大津波が来ても一応安全だと思われます。4階まであるので2階建ての校舎よりもまし。

私の住んでいる自治体では最近インターネット回線を使った緊急防災用の端末が各家庭に配置されました。地震や津波の放送があってから10分以内で避難できる場所を、家族全員で日ごろから確認しておかれるといいと思います。

そこへたどり着くために、どしゃくずれの心配の無い幹線道路、木や電信柱が倒れても通り抜けられる道筋も確かめておく必要があります。

ネット回線や携帯電話などが通信不能になる可能性も高いのであまり緊急放送をあてにしてはいけないかもしれません。手回し発電のラジオや無線機なども避難グッズにあったらいいですね。

東日本大震災なみの地震が起こったら、食料の備蓄や水の確保も大切です。せめて家族の人数×5日分
(水で孤立した地区から救助されて+2日分)

あなたの家族が普段職場や学校など互いにはなれた地域で活動しているなら、もしも避難場所にいけなくなった場合に、伝言を残す場所も指定しておきましょう。

最寄の駅の入り口とか市役所の入り口とか。携帯電話が使えないことを想定して連絡をつけ合う方法が大切ですね。

私が一番備えている事、それはもし、私の住んでいる市の近くの原発が破壊されて30キロ圏から避難することになった時、どこに身を寄せるかということ。

30キロ圏外ならなんとか親戚を頼る事ができますが、もし敦賀市にある原発「もんじゅ」が破壊されたらどこに行ってもムダ。日本中が放射能に汚染されていくのを黙ってみているしかないですね。もしかして世界中の人も。

考えると一番の「減災」は、原発をすぐにでもやめてもらう以外になさそうです。
防災グッズおすすめサイト=別館 夢 いく 身 はっぴい
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2011年09月04日

チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない

いきなりですが、鎌田實さんの本の題名をそのまま今日の記事のお題にさせていただきます。

日ごろ私が知りたいと思っている事を、ズバリと明快に書いてくださいました。

是非あなたにこの本をお読みいただきたくてご紹介します。



またか、とかはおっしゃらないと思います。

私が数年前にこのブログを始めた頃は、のんびりと子育てや、夕ご飯のメニューや、好きな俳優や映画の話や、着物のリメイクの話を楽しんで書こうと思っていました。

でも3月11日、1000年に一度あるかどうかの大地震とそれに伴って起こった地球規模の人災「フクシマ」のことを学ばず、書かずして、私たちが明日から安心して日本に住み続けたり、家族や子ども達を守ったりすることができないと思い始めました。

補足:広瀬隆さんによると、東日本大震災は1000年に一度の地震ではなく、この位の規模の地震は過去の歴史の記録を紐解けば、100年ごとに起こってきたらしい。日本に原発が作られるようになってからの60年間、たまたま地震が原発を直撃しなかっただけですって。

原発のことを知れば知るほど、調べれば調べるほど、私たち日本人は、いえ地球人は地球の未来に向けてみんなで考えていかなければいけないことがあると気付きました。

今、みんなで考えなければ、またあの3月11日と同じように、平和だった私たちの家族、楽しかった毎日が一瞬にして地獄の渦に巻き込まれてしまう。

大げさな脅しや、ヒステリックな扇動だとお思いのあなた、そんなことして私になんの得があるでしょうか。

あなたと一緒に日本で起きている本当のことを知り、一緒に日本を変えていきたい。

「自分には何の力もない。」「何をしても無駄だ。」「自分の生活には関係がない。」そういうあなたに少しでも考えを変えていただき、全ての子ども達に幸せと、豊かな地球を贈りたい。

できるだけ毎日、原発に関わる記事を書きたいと思います。

鎌田 實さんは1948年東京都にお生まれです。現在諏訪中央病院名誉院長。1991年には放射能に汚染されたチェルノブイリのために、日本チェルノブイリ連帯基金を設立し、ベラルーシに20年間にわたって医師団を94回派遣。約14億円の医薬品や医療機器を支援してきました。(と本に書かれています。)

もちろんご自身も何度もチェルノブイリに足を運び、福島の原発事故以前にその世界規模の放射能汚染を目の当たりにして医療活動をなさったそうです。

その鎌田さんが、福島の避難所や、ご自分の病院の巡回診療をしたり、医療チームの長をしながら書き綴った、これは日記風のルポタージュと言ったらいいのでしょうか。

原発事故のニュースを新聞記事のように速報で折り込みながら、チェルノブイリでの体験を比較したり、ご自分の仕事の進捗やら、日本の原発政策や、政府の原発事故対応への批判を述べたり、福島でであった人の暮らしぶりが目に見えるように書いた読み物です。

彼のやりきれない思い、チェルノブイリで惨状を目の当たりにし、これ以上世界に犠牲者を出すまいと心に誓ったはずなのに、またもや今度は日本で同じことを起こしてしまったという無念さが綴られています。

野田新政権は是非、この本を読むべきですね。原発の再稼動のための新基準などと言ってるあなたがたには何も問題が分かっていない。

根本的な問題を何も解決せずに、原発を稼動させることを大前提としている。

危険なスタートだと思います。

本に書かれていることを抜粋させていただきます。

○ 日本で必要なのは原発を自由に討議する空気を作り出すことだと思っている。ぼくは反原発主義ではない。原発が本当に国民のためになるか、きちんと討議する場を作りたいと思ってきたが、もうそんな悠長なことは言っていられない。今の土俵際の日本を救うためには発想を変えなければいけない。これからも「原発を作り続ける。」では日本は救われないと思い始めている。学会でも、政界でも、マスコミでも、国民のためにどうすることがいいのか、ニュートラルに議論できるようになるといい。

○ 福島原発の廃炉にはかなりお金がかかると思う。東海発電所の廃炉コストは900億円くらいと聞く。原発は廃炉にする時にお金がかかるだけでなく、使用済み核燃料の一時処理にもお金がかかり廃棄物の最終処理にもまたお金がかかる。これらの費用はコストに加算されていない。
(中略) 発電単価は1キロワット時あたり火力発電が9、80円、原子力発電が8.64円、水力発電が7.08円となり、すでに原子力よりも水力のほうが安いことが分かる。これに廃炉のお金1千億円とさらに使用済み核燃料の最終処分までのお金を加えると膨大になる。さらに原発を建設するための電源3法による交付金が加わる。もちろんこれもコストに入っていない。政府はエネルギーごとにお金がどのくらいかかるかをしっかりと算出してきちんと議論すべきだ。

○(事故の)補償をどうするべきか問われている。資本主義のルールに従うならば東京電力が全てを背負い、背負いきれなくなれば、本来は破綻するはず。破綻させたら国民が困るから、国家が賠償の肩代わりをするというのも時にはあり得る。しかし、賠償を肩代わりした分、失敗した企業には厳しくする。送電線を取り上げ、エネルギーの自由化を行うべきだ。

○ 原発問題で資本主義に合わないのは、補償が難しいところだ。人間はミスをする動物だ。だからミスに備えて保険というシステムをつくってきた。しかし、原発で事故が起きれば、このシステムがきかないような規模の被害になる。(中略) 海を汚したことで隣国から賠償請求され、保険会社は応えられるだろうか。大気中の放射性物質が国境を越えて他国の大気を汚したとき、保険会社はその国に賠償金を払う事ができるだろうか。被害は時間軸でも区切れない。20年後、30年後。被曝した人にどんな被害が出るか分からない。

○ 国が経営破たんの企業を救済するならば、投資した人たちが損をして、お金を貸した金融機関が債権放棄するのが当然である。東電がつぶれても困らない。他の電力会社や他企業が買い取ると思う。資本主義のルールに従えばいいのだ。

○ 何か恐ろしいことが起きている。(中略) 1〜3号機のメルトダウン。もはやチェルノブイリの10分の1などと言っていられないのではないか。チェルノブイリでは10日間ほどで大きな放出は止まったが、フクシマは今もなお続いている。1〜4号機の問題が今後1〜2年続くなどということになれば、日本は放射能の汚染列島になっていく可能性がある。(中略) 放射能汚染は広範囲に広がっている。自分のところはだいじょうぶと思わないほうがいい。測定範囲を広げ、しっかりとモニターしていく必要がある。(中略) 恐れすぎないようにしながら、しっかり恐れる。これくらいでいいと思ってはいけない。それぞれが放射線被曝を少なくしながら、日本を壊さないためにどうしたらいいか真剣に考えていく必要がある。

○ なんとかしなくちゃいけない。立ち上がって、打ちのめされても、何度でも立ち上がってもう一度、きれいな海と大地を取り戻すしかない。(中略) この地球上に偶然、38億年前に「いのち」が生まれた。僕らの祖先は困難の中を生きつないできた。一つひとつの「いのち」は有限のなかを生きながら若い世代へ、バトンをつないできた。困難を生き抜く力は、ぼくらのDNAにすり込まれているはず。「自然」を克服できる、おさえつけられると過信した。誤りだった。「自然」ともっといいつきあいかたができるはず。

○ ぼくたちは「途上にある」存在。だからまちがえたときは変わればいいのだ。必ず変われる。批判し合っている暇なんてない。愚痴を言ってる暇もない。意見が違っていても、考えが違っていても被災者のために協力して、一歩一歩進んでいくことが大事だと思う。子ども達のために、美しい国をつくり直したい。

引用文献:チェルノブイリ・フクシマ なさけないけど あきらめない (鎌田 實作)


長々と引用させていただき、鎌田實先生申し訳ありません。著作権の侵害では決してないと思っています。

ここまで読んでくださったあなたに。

こんな風に切れ切れの文章では、作者の意図や文章に込められる思いが伝わってこないと思います。間違った解釈をされるのは私の一番恐れることですが、それでもなお、多くの方々にこの本の存在を知っていただきたくて紹介しました。

本当に先生の伝えたい事を、この本を読んで知ってください。
posted by ma1115 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月05日

国民投票よりも原発訴訟?すべての原発の稼動を阻止するために

日本人は優しすぎて、大事故を起こした東電に対し訴訟を起こす人がいませんね。

少し前ですが8月31日のテレビニュース。東電は強制避難させた人への損害賠償額を明示しました。テレビと新聞によると、、、

4人家族約450万円なんてバカにしてますよね。家屋も仕事も全て失い、ふるさとへ二度と帰れないかもしれない心の喪失感をそれっぽっちで済ませようとするなんて。東電の資産17兆円をすべて投げ出して福島県に弁償するのが普通でしょう。

漁業や農業については、今までの稼ぎや損害を証明する資料があれば全額補償と言ってますが。

補足:以下は東電の当面の損害賠償について書かれているサイトです。賠償額がテレビで言ってたのと違っています。調べてみてください。

原発事故損害賠償請求始まる
迅速な被害者救済のために、センターを作り、迅速に賠償金を支払うシステムは出来たようです。だからといって訴訟を起こすのをためらってはいけません。国や会社はできるだけ安く上げようと画策しています。

みんなが揃って訴訟起こしたら東電は破産するなんて嘘ですよ。政府が私達の払う税金を吊り上げてでも守ってくれますから。いったん破産して会社がなくなった方がいい。(仕事がなくなって不況になる、なんて心配はいりません。新しい会社を興せばいいんです。)

福島原発事故以前にも、国内の他の原発に対して訴訟が今も行われているんです。知ってましたか?

原発の危険性を訴えて、自分たちのふるさとに原発を作らないための訴訟。すでに作られた原発を廃炉にするための訴訟。テレビやマスコミは故意にこれらの裁判を取り上げないようにしてきました。

私はそんな訴訟があるのを知りませんでした。あるいは報道されていても意識して聞かなかったということですが。

「交通事故がOになると検証されるまでは、自動車を売らない。」のと同じだから、「原発の安全性を確保できるまで原発は作らない、稼動しない。」というわけには現実はいかない。多少のリスクを背負っても、日本経済のエネルギー確保のため、大多数の日本人の幸せのためには原発は必要である。

そんなむちゃくちゃな理屈で、これまで多くの裁判で、他の原発に反対する人たちは敗訴してきたんだそうです。

それは見せかけ。実はこんなからくりが。

「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発マネー汚染

このサイトによると、「原発は安全」という判決を下して、原告の訴えを退けてきた裁判官は、退官するとおいしい仕事をお世話してもらえるんだって。つまり、電力会社や、原発を作る会社(東芝など)へ天下り。

「お金がものをいう世の中ですもの。原発に味方をすればいい職につけるのは当たり前。」

そう考えてるあなたはさんざん原発でオイシイ思いをしてきたんでしょうね。

福島原発事故を機に、反対派も反撃を整えつつあります。原発にしがみつかず、原発から何の恩恵も受けていない普通の人たち。がんばっています。

面白いいサイトがたくさんありましたので、入って読んでみてください。

原発訴訟で原告敗訴を連発した最高裁判事は福島原発大事故の重大責任がある

原発訴訟やり直し求め、相次ぎ提訴

庶民の弁護士 伊藤良徳のサイト〜活動報告、原発裁判

最終的には国民投票がいいと思いますが、時間がかかりすぎるというあなたは、訴訟に加わる方法もいいと思います。家の近くに原発がいっぱいあるあなた。

鎌田さんのおっしゃるように、いろんな考えの人が自由に議論できるはずの日本。

でも現実は、退職後の生活を保障される裁判官、電力会社から政治献金をうける政治家、財政破綻しかけている地方自治体の有力者、何がしかの交付金で生活が成り立っている放射性廃棄物の捨て場所近くに住む一般住民、やらせと分かっていても会社に雇われていてNO!と言えない正社員。

自由に意見がいえない、お金に縛られている人が日本にはものすごくたくさんいる。

お金より、命や健康が大事。放射能は目に見えないけれど、確実にあなたの人生を蝕んでいきます。

「今すぐ死ぬわけじゃない。」と思っていたら、明日には津波と放射能が襲ってくるかもしれません。

まずあなたから、仲間になってください。

NO!と言える人が日本に一人でも増えますように。

またまた本を紹介します。原発訴訟というのがどんなものか知りたくて、この本を見つけました。

久米三四郎さんという核化学者がお書きになった伊方原発訴訟やもんじゅ訴訟などについても触れている本です。

作者の久米さんは、先日ご紹介した「原発のウソ」の作者小出裕章さんと同様、ご自分の専門である「原子力」について深く学び、その危険性を訴えて活躍なさいました。大阪の方です。2009年にお亡くなりになりました。



上記の本を紹介しているサイトも見つけました。こちらにも入ってみてください。
本紹介:久米三四郎「科学としての反原発」

最後に、そのほかの反原発の立場で書かれている本のサイトを紹介します。
原発に関心あるあなたのための本のサイト

追加記事:福島原発の半径20キロ上空を、ヘリで撮影した映像をゆうチューブでみつけました。ヘリを操縦してる人、大丈夫でしょうかね、被曝放射能。

東日本大震災・福島上空 3月撮影

あまりの被害の甚大さに声もありません。でも例の大臣のように「死の町」なんてデリカシーのない言葉を福島の人に浴びせないで下さい。きっと、何十年かかっても、このふるさとを生き返らせる日がくると私は信じます。がんばれ、フクシマ。負けるなフクシマ!!

この画像は削除されるかもしれません。これだけの被害を与えた原発の記憶を人々の脳裏から早く拭い去りたい巨大な力が働いてます。

被害の証拠の画像や写真などしっかり保存しておきましょうね。子孫のために、未来のために。
posted by ma1115 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月07日

エネルギーの「代替案」は必要ですか?原発推進派にモノ申す

私があんまり「反原発」を言うものだから、このブログの管理人は偏った考え方の持ち主だとお考えの方もたくさんいらっしゃるでしょう。「左寄り」の考え方にどっぷり浸っている、と。

原発の危険性ばかり強調して、今までどんなに原発が人々の生活の向上や、経済発展に役立ってきたかを無視している。

原発から生まれる莫大で潤沢な電気エネルギーがあったからこそ、60年代からの日本の高度経済成長がなし遂げられたという事実を無視している。

日本の原発の開発技術の進歩は目を見張るものがあり世界で群を抜いている。ただの1回の原発事故で、その技術を捨て去っていいとは言えない。耐震性を向上させ、放射性物質を完全に封じ込める技術をこれからも研究していけばいいだけのこと。

(ただ1回のというのは間違いです。3月11日の原発事故以外にも、新聞やニュースに取り上げられない事故が全国で数え切れないほどあるんです。次回の記事で「原子炉時限爆弾」という広瀬さんの本を紹介しますが、その中にたくさん実例があげられています。福島原発も柏崎刈羽原発も、実は最近地震の被害を受け、今回のような大事故につながるニアミスをたくさん犯しています。)

この50年間積み上げられた日本の科学者や技術者のノウハウを投げうって、さあ太陽熱発電だ、風力だといっても絵空事を描くようなもので、ちょうど文明開化した日本人が、にわかに西洋の文化を取り入れたり、刀をさしたまま洋服を着るようなものだ。ヨーロッパや北欧などの後追い、ものまねをまた始めるつもりか。

日本の誇るべき原発を、この1回の事故の結果だけを見て、「いつどこで地震が起こるかわからないのに、時限爆弾のように54基を抱えているのは恐ろしい。」などと集団ヒステリーを引き起こすような見方に変える本を書く人が現れて、日本の冷え込んだ経済の足をひっぱる。

もし、原発をNOというのなら、それに替わる代替案を言うべきである。

「原発をやめよ。」と言うのなら、その代わりに実現可能なエネルギー政策や、原発並みに生み出せる安全で、コストの安い発電方法を提案すべきである。

すばらしいですね。推進派の皆さん。

すでに風力や太陽熱発電のプロジェクトは世界中で始まっています。
Yahoo!JAPANがお届けする月間節電ガイド=世界で始まっている新エネルギー事業の動き

世界は、原子力発電から撤退しつつあります。その理由は決して日本以外の先進国が原発を開発する技術力が劣っているからでも、原発事故が多すぎるから(他国でも事故はたくさん起こっていますが日本のニュースには取り上げられません。)でもありません。

放射能や放射能汚染が、現在の人類にとって、まだ手に負えない事象だからです。いったん汚染が起こったら取り除く事ができない存在だからです。除染というのは、放射能をなくしてしまうことではなく、1箇所に集めて、また他の場所に移すことなのです。

新政府のある大臣は「福島の痛み」をみんなで分け合うために、福島第一原発事故で出た放射性物質タップリの瓦礫の山や、作業員が着ていた服や、使っていた重機などを1時保管する場所を、なんと日本全国いろんな県に分散しようという案を出しました。(まだ決定ではないようです。)

放射性物質を日本中に均等にばらまけば、少しは福島県に放射能が減るだろうなんて、全く科学的にナンセンスな考えをお持ちです、この方。

福島県民の心の痛みを分かつなら、官邸前に山済みにするとか、霞ヶ関ビル前に保管庫を作ってはどうでしょう。皮肉ではなく本気で。

原発を今以上に安全に管理できるように研究開発する。

それは研究の途上で研究者が被曝し、技術者が被曝し、原発の周辺に住む人が不安にさいなまれ地震が起こったら半径30キロからいつでも退避できるようにしながら、ということですよね。

代替案は必要でしょうか。代替案はすでに世界各国で実行されつつあります。

問題は、私達日本人みんなが、たとえ開発に失敗しても放射能が漏れ出さない、使用済みの燃料の始末に膨大なお金を使わなくてもいい、プルトニウムが盗み出されない、核開発に悪用されない新しいエネルギー革命に向かおうとするかどうかです。

人間は間違えるもの。

原発を始めた頃の日本は、「資源のない国が、経済発展を遂げるには石油や石炭に替わるエネルギーが必要だ。」1990年代には「地球温暖化を防ぐにはCO2を出さないエネルギーが必要だ。」

2000年代には「経済大国ニッポンが豊かさを保ち続けるには、ゆたかな電力供給が必要だ。」

どれもその時代には間違っていないと思われていました。

しかし2011年、こんな未曾有の原発事故が起こって、はじめて私達は気付いたのです。

命があって、体と心が健康であってこその経済発展だ、と。

原発に反対しているのは「左翼」でも「社会主義者」でも「共産主義者」でもありません。ましてや本当のことを今まで書かなかった、知らせなかった新聞、テレビ、政府に対してうらみつらみを書く「扇動的な反原発科学者」ではないと私は本を読んでみて思います。

(補足:このブログを読んでくださってる「左翼」の方、「社会主義」や「共産主義」を信奉していらっしゃる方に。失礼な表現になってしまいごめんなさい。日本は民主主義の国です。どんな考え方を持っていても、その考えの持ち主を誹謗中傷・差別してはいけませんよね。

書き方を改めます。

原発に反対しているのは、必ずしも「左翼」や「社会主義者」や「共産主義者」の人とは限りません、と。

原発推進派の中の一部の人が原発に反対する人を批判する時、こういった言い方をして、政治のことを知らない私のような人間に、差別意識を植え付けようとする場合があります。もっと学ばないといけませんね。不見識な心が人を傷つけるということを。

経産省の大臣が、福島を「死のまち」などと表現していますが、福島の人の心を踏みにじっていることに気付いて欲しいです。自分のブログの記事をもう一度点検しなおしています。)

わが子や孫を愛する普通の人が、自分の知っていることを正直に書いていると信じます。権力からお金をもらわないで。

納得していただけるように、今日は原発を推進する側のサイトと本を紹介します。

読み比べてあなたがご判断下さい。

脱原発と叫ぶ前に よく考えよ!堀 義人ブログ

「もんじゅ」の読み方―ドキュメント・「プルトニウム」の光と影 [単行本] / 鶴蒔 靖夫 (著...
posted by ma1115 at 12:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

何が本当かを見分ける力を。原発の真実は自ら求める事から始まる!

いま必要なことは激動する日本列島に住む全ての人が、原発の耐震性の議論に参加することである。国民すべて、赤子から高齢者まで、男女を問わず、誰もが一瞬で人生を奪われる被害者になる可能性を持っているのだから、「原子力についてよく知っている。」と自負する人間に任せないで、自らの手で調べて、自らの頭を使って考えるべきである。

ここまで原子力発電所を大地震の恐怖にさらしてきたのは、この「原子力についてよく知っている」人間たちなのだから、その人間たちに任せてはいけない。


これは広瀬隆さんの「原子炉時限爆弾」という本のあとがきからの抜粋です。

福島原発事故の1年前、2010年8月にこの本は出版されました。まさしく予言の書。


彼は福島原発事故を予測していました。(これよりもっと危険なのは浜岡原発だということも。)

私がこのブログを始めた頃、原発のことを知りませんでした。

NHKの放送や、政府の発言、地元の発電所のパンフ、ほとんどのマスメディア(地方紙や大手の新聞、雑誌、テレビやラジオ)の言う事は本当だと信じていました。

少し前の記事に書きました。必要以上に放射能汚染を恐れ、福島を風評被害にあわせたり、外国人(特にドイツやヨーロッパの人々)の言う「日本はもう放射能でおしまいだ。」という大げさな流言飛語にまどわされないようにしよう、と。

政府の言う「大丈夫です、ただちに健康に被害はありませんから、落ち着いて行動してください。」の言葉を信じるべきだと思っていました。

全国で反原発の住民運動があることは知っていましたが、自分とはかかわりのないことだと思っていました。

放射性廃棄物の処理場や原発を引き受けるかわりに、地方の貧しい自治体が電気会社や国からたくさんの寄付金や交付金やをもらうことのどこがいけないのと思っていました。

都会の人は高い電気料金を会社に、税金を国に払う。そのお金は地方の困っている自治体の役に立ち、地方の人も豊かな暮らしができる。地方にある原発のおかげで電気が作られ、その電気を売って電気会社が儲かる。お金が回りまわっていいことばかりじゃない、と。

都会の人がお金を払って、会社の電気を買い、会社は儲かったお金の一部を貧しい地方自治体にあげて、多少の危険をがまんしてもらって原発や放射性廃棄物をその土地におかせてもらう。

放射性物質が漏れ出てこれまで病気になった人もいないし、国や会社は当然安全対策をしているんだろうから、大丈夫。ニュースにも、パンフにも、新聞にも安全と書いてあるし、今まで原発で病気や障害が出た人のことなんて聞いたことがないし。(全部ウソ。知らされていないだけ。)

自分からは何も学ぼうとしていなかった。

マスメディアや、原発会社、電気会社の宣伝にごまかされ、「日本の原子力発電は世界一安全」という言葉にだまされ続けてきた。

そのことに気づいてからは、このブログには自ら学んだ事を書くことに決めました。

原発で今まで実際に何が起こったか、原発とは何か、なんのために原発をさらにつくり続けようとする人々がいるのか。

反原発、脱原発の人たちが、決してお金めあてに騒ぎ立てているのではないこと。「自分たちがこんな危険な目にあっているのだから、もっと地元にお金をくれ。」とごねることで値段をつり上げているのではないこと。

選挙をねらって、政治的に「左寄り」の勢力の扇動によって、騒ぎ立てて原発のある地方を紛争に陥れているのではないこと。(そんな風に書かれている記事もありますよね。)

自分たちが生まれ育ち、愛する土地や人々の命を純粋に守るために戦ってきた人がほとんどだということ。心から、子どもや孫や、日本や世界の未来を案じて、真摯に、身をなげうって活動している方がたくさんいらっしゃること。

再び広瀬さんの本から。

原発震災の脅威について、これほどまでに日本人の無知を助長してきた最大の責任は言うまでもなく、報道関係者にある。記者クラブでお上から貰った物語を、もっともらしく広めるだけの宣伝媒体、それが報道機関であってはならないはずだ。こと原子力については、報道界の常套句である公正中立という言葉にとらわれず、学者への取材や彼らの意見を紹介して満足してはならない。

そのように小さな作業が報道の役割ではない。「日本を守る」という報道人としての最後の責任を持って、誰にも頼らず、怯むことなく、自分の調査力と判断力で事実を調べ直し、結論を導かなければならない。

中略 

現代の若者も、そろそろ傍観する優柔不断な評論家スタイルの自分を捨て、立ち上がって知性的な声を上げるべき時である。室内に閉じこもって、インターネットだけに頼るようでは、道は開かれない。インターネットで計算ずくの行動をしたとて、社会は変わらない。

では、どうすればよいか。それは自分の知恵をしぼって考えることだ。

沖縄や徳之島の人たちが目の前で行動の模範を示してくれている。

上関原発に反対す祝島の人たちが、人としてあるべき意気を示している。


私はこのブログで辛らつな言葉で、原発を推進する人や、原発を作り続けている人々を批判してきました。

勉強したから、分かったからそれで終わりというのではダメ。書いただけじゃ何にもならない。でもここからが出発点。

自分にできることは何か。

真剣にそれを考え始めています。

フクシマにボランティアにいく。それも一つの方法。でもそれよりもこの国の間違ったありようをなんとかしたい。

札束で貧しい人たちを買収し、他人の命を危険にさらしながらほんとの事を隠し、平気で金儲けにまい進する大会社。

原発がどんなに危険で欠陥商品であるかを知りながら、リコールもせず「安全神話」を撒き散らす政府。放射能が目に見えないのをいいことに、「今すぐに健康に被害は出ない。」などと大嘘をついて放射能だらけの福島県に住民を未だに住まわせ続けている欺瞞。

外国のメディアのほうが正確に事実を掴んでいるとあるサイトに書かれていました。日本の報道人の堕落。スポンサー会社や新聞社に「それは言うな、書くな。」と言われたらだまって従わないと、雇われている立場の記者は明日から記事を書かせてもらえないって。

もう、危険な原発を作ってきた電気会社、政府、電気会社に出資している大会社の役員、電気会社に政治献金を貰ってる国会議員なんかと結託した腐った新聞社や雑誌社やテレビやラジオの情報なんかに騙されない。

ほんとの事を自ら探り出し、困ってる自分自身のため、明日の子ども達のため、地球のためにできることをしたい。

インターネットの中に閉じこもるな、と広瀬さんはおっしゃっています。

でも私はもうしばらく、閉じこもってる若者のあなたにお手伝いをしようと思います。

これを読んでいるあなたに一緒に考えていただきたいから。

一緒に考えながら、それぞれの道をみつけだそうじゃありませんか。
posted by ma1115 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月10日

福島原発事故は氷山の一角、会社とマスコミが言わなかった、書かなかった驚愕の真実!

昨日の記事でちょっと触れました。

日常茶飯事のヤラセよりももっと悪質な電気会社や原発会社の「事故隠し」。

勉強不足の私は、福島原発事故以外にこれまで原発で人身事故が日本で起こっていたことを知りませんでした。

もんじゅの原子炉にむか〜し機械が落っこちて、引き上げることができず発電不能になってたことも、福島原発が昨年にも電源喪失あわやという大事故を起こしかけていた事も。

そして今回の東日本大震災で、福島第一原発以外にも、原発の壊れ、事故につながるような故障や電源喪失が各地の原発に起こっていたことを知りませんでした。

あれだけ大きな震災なのだから、他の関東・東北地方の原発がまったく無傷なんて考えられないことなのに。

広瀬さんの「福島原発メルトダウン」の本によると、

「茨城県の東海第二原発では発電機のうち1台が故障し、ほかの2台で電源喪失を食い止めていた。

4月7日の余震で岩手・青森・山形・秋田で全域停電になり、宮城県の女川原発で外部電源の2系統が故障、残る1系統のみでかろうじて原子炉の冷却が保たれた。

青森県の東通原発では外部電源が止まり、ようやく4月8日未明に回復。すぐそばにある六ヶ所再処理工場でも、外部電源が遮断され、非常電源でかろうじて核燃料貯蔵プールや高レベル放射性廃液の冷却が保たれた。」


と書かれています。これらすべての故障や電源喪失が1〜2日の間にいちどきに日本中におきたことを知っている人が、日本にどれだけいらっしゃるでしょうか。

原発ですべての電源が断たれるとどんな事故が起きるか、もうあなたは福島原発事故でお分かりでしょう。そんな危機が、この3〜4月の間にいっぺんにおきていたのに、私達日本人のほとんどは、福島に心を奪われていて気付かなかったわけです。

あるいは、どこにも報道されなかったから。報道されてもごく小さな記事で注目されないように書かれていたから。

今日のYahoo!ニュースに九州電力川内原発の事故のことが出ていました。川内原発は昨年の1月にも7人もの人が死傷する原発事故を起こしていました。そのときも新聞やテレビでは大きく取り上げられませんでした。私は全く記憶にありません。

川内原発7人死傷事故を振り返る

今回の事故も新聞には大きくありませんが、少なくともYahoo!ニュースでは最前面で取り上げられています。2年続きで同じような場所で、同じような事故が起こるなんてへんですよね。

昨年本当に根本的な事故究明が行われたのか疑問です。すべてをウヤムヤにしたまま、再稼動しているとしか思えません。きちんとした事故報告をマスコミ・県民・地元住民にもなされていないようです。こちらは昨日の事故の記事。

川内原発でぼや、2人軽傷定期点検中の2号機

いくら原子炉でなくても、同じタービン建屋で2度も原因不明の火災が起きたら、徹底検証して地元住民に説明すべきではないでしょうか。原因がわかるまでは稼動してはいけない。

放射能もれはない、と発表するならデータや、作業員のやけどの様子も写真を写して公表すべきです。マスコミもきちんと記事にすべきです。

九州電力がなぜ、事故を隠そうとするのか。マスコミができるだけ事故の記事を書かないようにするのか。

事故の根本的な解明ができないまま、いつまでも稼動しないでいると儲けが少なくなるから。事故があったことがばれると国民の原発への不信が大きくなるから。

でも、いくら電気会社がヤラセや事故隠しをして私達の目を欺こうとも、国民の間に原発事故全体への関心が高まってきています。

マスコミもだんまりを決め込んではいられなくなりました。

政府は事故を起こす可能性の高い原発の再稼動をかんたんには許可できなくなりました。

世論の高まりのおかげかどうかは分かりませんが、原発を増設する計画が延期されたり、中止になる可能性があるものが出てきています。

鉢呂吉雄経済産業相は7日、都内で記者団に対し、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)3号機増設計画など、建設に向けて手続き中の原発について「まだ建設に入っていないものは相当難しい」と述べ、あらためて建設推進に否定的な考えを示した。

川内原発3号機は2013年度着工、19年度営業運転開始予定で、昨年5月に経済産業省資源エネルギー庁主催の第1次公開ヒアリングが行われるなど手続きが進んでいる。福島第1原発事故後、九電の真部利応(まなべとしお)社長は計画の延期が避けられないとの見方を明らかにしたが、計画自体は変更していない。

鉢呂経産相は手続き中の原発計画について「エネルギー長期計画との見合いで、最終決定はしていない」としながらも、個人的意見として「(手続き)途上にあるものは、慎重に検討する必要がある」と述べた。

経産省によると、建設・計画中の原発は中国電力上関原発1、2号機(山口県上関町)など14基で、このうち福島第1原発7、8号機(福島県双葉町、大熊町)は東京電力が中止を決定した。 

建設中の中国電力島根原発3号機(松江市)、電源開発(Jパワー)大間原発(青森県大間町)、東電東通原発1号機(青森県東通村)は工事を中断している。

=2011/09/08付 西日本新聞朝刊=


失言で辞任する経産省大臣・鉢呂さんの後任者の方、よくおぼえておいてくださいね。これからの政治家は、よく民意を汲み取り、みんながもとめている政治をする人が選ばれる時代なんですよ。

電気会社や原子力産業など一部の人が大儲けするために、この100年間のエネルギーを確保することのために、世界中の人の命を危険に陥れる政治はもうたくさんです。

ほんとうに安全な原発だけを残して(そんなものがあるならば)あとは廃炉にする。つまり廃炉は54基。

こんな危険なモノ、全てを廃炉にすれば世界中が安全で、維持費はかからず、消費税なくても日本はやっていけます。

まずは私達一人ひとりが自分の町の原発の安全性を確かめましょう。新聞やテレビでは知らされない事実を知る方法をみつけましょう。原発会社の人や、原発推進の科学者が「安全です。」と言う言葉をみんなが鵜呑みにしてきたから、こんな大惨事がおきたのだから。

数万人をあっというまに殺す力をもつ放射能は、目に見えない分、津波や地震より恐ろしい人災なのです。
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2011年09月15日

「私になにができるの?」原発の危険性をみんなに知らせて欲しい

あなたのすぐそばにいる人に一人でも原発の本当の恐ろしさを伝えて欲しい。

再び原発事故関連の記事です。当分この話題にお付き合い下さい。あなたの幸せな人生と子どもたちや地球の未来のために、今一番大切な話題だと思うから。

9月11日の新聞記事です。

福島県浪江町は、原発交付金の受け取りを今年度から辞退する方針を固めました。

原発交付金をめぐっては、東北電力が新規立地を目指している浪江・小高原発の立地自治体である南相馬市も既に受け取りを辞退し、建設反対の姿勢を明確にしています。

浪江町は、1984年から交付金を毎年受けていましたが、浪江町長は「県が復興ビジョンで脱原発を目指す中、受け取るべきではないと考えている」と述べ、今年度分(約8700万円)から受け取らない方針を決定しました。(朝日新聞)


8月5日の新聞記事です。

福島県南相馬市は、原発交付金の受け取りを今年度から辞退する方針を固めました。

南相馬市が辞退するのは、原発の立地計画や建設が進む自治体に配分される電源三法交付金の一つである「電源立地等初期対策交付金」です。

東北電力の計画では、南相馬市と浪江町の境に原発を新設し、2021年の運転開始を目指しています。

南相馬市は、1986年から累計5億円に上る交付金を毎年受けていましたが、今年度分(約5200万円)から受け取らない方針を決定しました。

南相馬市長は、「福島第一原発の事故を受け、将来的にも住民を脅かす原発を認めない。交付金を受け取らないことで、新規立地に反対する市の立場を明確にできる」と述べました。

交付金よりも住民の安全を優先させた被災自治体の判断は、全国に広がる可能性があります。

(朝日新聞)

地方自治体は「原発は安全」という大前提のもとで、危険の代償とも言える交付金を受けて、原発の建設を受け入れてきましたが、今回の事故でこの前提は崩れました。

一方、交付金の原資は私たちの電気料金から来ているため、結果的に私たちは、原発推進のための資金を出していたことになります。これは、私たちが電力の源について特に考えずに、好きなだけ電気を使う生活を送ってきたからではないでしょうか。今までの当たり前の生活を見直す必要があります。(『地球村』事務局)



「ネットワーク地球村」

という名前のNPO法人のサイト記事から抜粋しました。

「私になにができるの?」と悩んでいるあなたにぴったりのサイトです。是非入って読んでみてください。あなたの知りたいと思うことのほとんどが書かれているサイトです。

原発を建設するために、国は法律を作ってたくさんのお金を地方自治体に交付してきました。もちろんそのお金は私たちが国におさめている税金や、払った電気料金からまかなわれています。

原発に反対しても、税金も電気料金も払わないわけにはいきません。反対するしないに関わらず、原発を推進するためのお金として使われているわけです。

日本中の人が全員「私たちの電気をまかなう為に、危険な目にあっている原発の町の人たちにお金をあげて少しでも生活を楽にしてもらおう。」と考えるならば納得ができます。

でも、私のように「原発をやめてほしい。原発で作られた電気は使いたくない。原発をおいているからと言う理由でその地方にお金を交付するなんて、税金を無駄遣いしないでほしい。」と思っている者が有無を言わさずお金を取られ、原発でさんざんに被害を受けた自治体が、「原発はいらないからお金を受け取らない。」と言っている。

受け取りを拒否したら、そのお金はいったいどこにいくのでしょうか。

政党助成金のように、受け取りを拒否し続けている日本共産党の分を、他の政党が毎年分配するのと同じ様なことになるのかな?原発を受け入れるほかの地方自治体に支払われるのでしょうか?

理不尽ですよね。

原発を推進する人たちが言う日本の電気エネルギー確保、原発輸出による経済発展のほかに、声高に言うのは、原発を引き受ける地方自治体への交付金の話。

都会の人が原発から電気をもらって豊かな暮らしをするかわりに、原発をおかせてもらう地方の人に、お金をはらって豊かな暮らしをしてもらう。日本が経済発展するためには少し不安に思われるかもしれないが地方の人には原発をがまんしてもらうしかない。

原発を作る電気会社や電気をたくさん使う都会の会社は儲かるし、地方の大きな産業のない税収の少ない自治体も交付金で豊かな暮らしができる。どっちもいいことづくめ。

そんな幻想を、福島原発事故は打ち砕きました。

ところが今はまだ事故のあと半年しかたっていませんが、カンケイナイのが好きな日本人のこと。原発事故も放射能汚染も人々の記憶からかんたんに忘れ去られることと思います。ものすごく腹立たしいことです。

避難を余儀なくされ、生活の基盤を失い、全てを失って本気で再起をしようとしている人、放射能で病気にかかる人(これから5〜10年先に必ず増えると思います。マスコミではあまり取り上げられないでしょうが。)以外は「喉もとすぎれば暑さを忘れる」人たちがほとんどじゃないでしょうか。

今さえもマスコミは国土全体の放射能汚染の実態や、原発事故の後始末の様子をほとんど国民に伝えていない。

来年の今頃は点検中の原発がすべて稼動、さらに新設されているだろうと思います。勇気を出して「私達に原発交付金はいらない。」と言わない町や村には。

国民が「現状維持、原発は必要悪だから。」「すぐにはやめるわけにはいかないでしょう。そこで働いてお給料もらってる人いるんだから。」と考える限り。

「原発のある自治体の人はいいよね。交付金を毎年何千万円も(毎年1億以上の交付金や電気会社からの寄付金をもらってる自治体もあるそうです。)もらって、公民館や公共の施設や、原子力館や、学校なんかの建物も交付金でりっぱなの建てて。」

うらやましがる人もいますよね。

では、あなたはあなたの住んでいる市町村に毎年数千万円の交付金をもらえるなら、あなたの家の前に原発を作って欲しいですか?

国民の電化生活と日本経済の復興・発展のため、これからもいっそう「安全」な原発を開発しようという記事を書いている方のために原発のほんとうの恐怖をお話ししようと思います。

真実は「1000年に一度の地震と津波が起こり、それによってたまたま全ての電源喪失が起こったために原発事故が起きた。」のではありません。

今あなたが生きているこの瞬間に、再び原発事故は起こりつつあります。

中学生のあなたにも分かりやすくお話しようと思いますので、お父さんやお母さんも誘ってこのブログを読んでください。

次回をお楽しみに。
posted by ma1115 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

学校では絶対に教えない原発の真実とは?

中学生にも分かる「原発は何がいけないの?」の講座その@

目先を変えて、クイズ形式にしました。漢字が難しいかもね、中学生のあなた。

原発産業から毎年たくさんお金をもらっている日本の政党があります。
 
電力会社や原子力関連の企業、研究機関や大学、原発立地地域の自治体などで作る社団法人「日本原子力産業協会」の会員企業が、ある政党に2009年の1年間に政治献金(個人から献金すると見せかけた企業からの献金)を行いました。

この原産協会の理事長は東京電力福島第一原子力発電所長・取締役、副社長も務めたことがある服部拓也氏。(=福島原発の事故を起こした会社の責任者ということです。)

A党へ 7億815万円

B党へ 2350万円   これは1年間の金額です。

質問その1 AとBはなんという政党でしょうか。

答えは、Aは自民党、Bは民主党です。

政治献金については、様々な考え方があると思います。

企業が儲かったお金の中から一部を、がんばっている国会議員や支持する党を応援するために献金する。当たり前の政治行為だと思う人もいます。

自分が政治をするかわりに、議員さんにがんばってもらっているのだから、会社や自分の収入から献金するのは当たり前と、大会社の社長さんや会長さんは言うでしょう。世の中をよくするための法律を作ってくれている人に感謝の気持ちを込めて献金するのだと。

私の考え。企業献金はわいろ以外の何者でもないと思います。大会社の社長さんが自分の企業に都合のいい法律を作ってもらうための袖の下。

自分の政党にお金をくれた企業に不利な法律をその政党の国会議員が提案できますか?お金を毎年何億も献金してくれる原発産業の会社をつぶすような法案を提出する議員なんていないでしょう?

国会で論議して、原発を早く稼動するように決議しなければ、どんどん会社の損失が増えて、来年もらう献金額が減ってしまうじゃありませんか。

ある自民党の国会議員さんが、個人的に原発は危ないと思ったとしても、原発を将来的にやめていきましょう、とか、今停止中のを廃止しましょうなんて言えないですよね。言ったら自民党にはいられない。もちろん自民党は絶対に、原発産業が損する法案、原発をなくす法案なんか出さない。

これは自民党の政治資金団体「国民政治協会」への献金。東芝、日立製作所、新日鉄、大成建設、など大手の原発メーカーやゼネコンの名前が連なっています。

毎年7億も献金しているってことはそれ以上に原発を作ったり、電気を売ったりするのに儲けが出るのでしょうね。

ちなみに全国57基(54基と書かれている記事が一般的。うち3基は古くなって廃棄になる予定。)の原子炉建設費は総額13兆円だそうです。経済産業省資源エネルギー庁が国会に提出した資料なので、一応信用いたしましょう。

その3割は純利益だって。ということは約3,9兆円を大手ゼネコンの鹿島建設、大林組、大成建設、竹中工務店、清水建設が独占して工事を請け負っては、利益を分け合っています。7億円なんてはした金ですよね、献金した分、たくさん原発を作らせてもらわなくては。

今までに原発を作れば作るほど、電気料金を上げることができるなんて法律も作ってもらいました。

総括原価方式という方法で、原発1基3000億〜5000億などの費用を必要経費とし、それに儲けを(現在は)3パーセントかけて電気料金を算出し、国民に課すやり方。詳しくは後ほどの記事で紹介します。

反対する国会議員はほんのわずかでした。ほとんどの政党は、政治献金をくれる団体には儲かってもらいたいですもの。

つい先日できたてほやほやの法律「再生エネルギー特別措置法案」。

電気会社が、一般の会社や個人の発電した電気を買い取るかわりに、買い取った分だけ電気料金を上げる事ができるようになりました。太陽光促進付加金。毎月の電気料金明細に項目を立てて書いてあります。確かめてみて。

電気会社は、値上げする際の手続きが今までよりも簡単になりました。

今までも、電気会社が値上げをする際には、なぜ、値上げが必要なのか国民に明細書が示されないし、その値上げが妥当な額かどうかチェックする公的な機関もありません。電気料金が高くても、国民は他の電気会社にのり替えることもできません。

原発をやめられないわけはこんなところにもあるのです。

政治家は特定の企業にお金をもらって、選挙で応援してもらって、その企業に守られているため、原発が国民にとって必要かどうか、安全かどうかを確かめるよりも、原発を作ってきた会社と原発で電気を作って売る会社とを守らなくてはいけないのです。

原発を作る会社、原発で作った電気を売る会社は1960年代よりこれまでに莫大な利益をあげ、政治家に莫大な献金をし、さらに自分たちに都合のいい法律を作ってもらってきました。

こういうのを財界と政界の癒着(ゆちゃく)といいます。

追記 10月8日、政治家と電力会社の癒着について、新たな実態を発見しました。こういう記事を正直に載せられるのはごく一部のマスコミだけです。このサイトに入ってみて。

東電 役員の献金を会社側が差配 企業献金の代替を狙う(朝日新聞)

自民党の政治資金団体「国民政治協会(国政協)」への東電役員の献金総額は、95〜09年の15年間で少なくとも延べ448人、計5957万円。東電をめぐっては、組織的なパーティー券購入が明らかになっており、個人献金もこれと合わせ、原子力政策を推進するため、政界に資金提供する手段ととらえられていたという。

朝日新聞が複数の東電幹部や元役員に取材した結果、国政協からの要請を確認できたのは、東電元副社長の加納時男氏(76)が98年7月、参院選に自民党の比例区候補として立候補し、初当選した時期。

政治担当の東電役員は国政協幹部から「加納氏が当選したこともあり、東電役員の献金額を増やしてほしい」という趣旨の依頼を受けたという。政治担当の東電総務部はこれを受け、献金に協力してもらえる役員数の増加などを図ったという。


自民党の政治資金団体は献金を1企業におねだりできるんですね、これで見返りがなかったら割りが合わない。電気会社の元副社長が参議院議員になれば、国会内で原発を推進するための法律を提案、賛成派を増やしたりできるでしょう。

一方、テレビや新聞、雑誌、インターネットなどを配信している「マスコミ」も会社ですから儲けないといけない。スポンサー=CMや番組にお金を出してくれる会社を守らないといけない。

原発の会社がスポンサーなら、原発に有利な記事を書くことはできても、原発事故や、原発で働く人の悲惨な実態や、原発に反対する人たちの運動について書かないようにすることが大切なわけです。

スポンサーにお金をたくさん出してもらって、マスコミのほとんどが「日本の原発は高い技術を持っていて世界一安全だ。」「原発は地球温暖化に貢献し、クリーンなエネルギーだ。」「原発は他の方法より発電コストが安い。」などとウソを宣伝するのもそのためです。

追記:

原発がCO2を出さないクリーンなエネルギーというのが嘘だということは、広瀬隆さんの著書をお読みくだされば分かります。

また、地球温暖化を、原発は加速していることも広瀬さんは本の中で紹介しておられます。原発で作った熱のうち、3分の1を電気に換え、3分の2を温水にして海に放出しているそうです。このことを正直に書いている電力会社のサイトは一つもありません。

政界+財界+マスコミ、この3つの癒着を引き剥がさない限り、日本経済の「自然エネルギーへの転換」なんて無理でしょう。

質問その2「原発がないと、日本は電力不足になる。」はほんとうですか?

答え ウソです。

2003年4月15日、東京電力は2002年にデータ改ざんの不正が発覚し、福島第一、第二原発と柏崎刈羽原発の原子炉17基すべて停止の事態に追い込まれました。この際に、今年と同じように真夏の電力危機が喧伝されましたが、まったく停電は起こりませんでした。

東京電力トラブル隠し事件の全容(ウィキペディア)

さらに、福島原発事故の後、現在、原発は点検などのため38基停止中です。38基も止まっているのに、日本中で停電している地域はどこにもありません。東京電力は10基もとめていますが、計画停電なども実施されません。
右の画像をクリックすれば、現在停止中の原発がどこか分かります。斜線のしてあるのがそれです。
PICT0015.JPG

追記:10月29日現在、54基のうち44基停止していますが、やはり日本全国どこをみても停電や、電力不足は起こっていません。

今年の夏も、あれほど計画停電などと騒ぎを起こしておいて、東電は「間違いでした、ごめんなさい。」も東京都のみんなに言っていませんよね。

原発をとめれば日本は電気が不足するぞ、という不安を国民に抱かせるには十分な宣伝になりました。

追記:10月29日

以下は、環境エネルギー政策研究所(ISEP)という民間のNPO法人が「もし、原発が稼動しなかったら、今冬と来夏に再び電力不足が生じるかどうか。」を調査した結果です。10月25日付けの文書

原発を再稼動しなくても今冬と来夏の電力は足りる

今年夏の電力需給の実績

政府は7月29日のエネルギー環境会議で、原発が停止した際に2011年夏、2012年冬、2012年夏のピーク電力が不足するとの予測を発表した。また、8月下旬に経済産業省はその予測の内訳について発表した。

ところが、この予測は需要は節電なしの過大なもの、供給は真夏の定期検査や自家発電供給打ち切りなども含む過小なもので、その結果として「不足」とされたものである。今夏なみの節電を実施し、発電所を活用すれば17%以上の余裕があることになる。

図2には、今年夏(2011年8月)のピーク時の電力需給の実績を示す。政府や電力各社からの事前の発表では今年の夏のピーク時には厳しい電力需給が予想されていたが、企業および家庭の節電効果と、電力各社による供給力の確保の結果、東北電力を除き電力の需給には大きな問題は発生しなかった。

東北電力については、大雨による水力発電所の被災で100万kW程度の供給力が失われたが、東京電力からの電力融通により最終的には供給力は確保された。

大口需要家に対して強制的な15%の電力使用制限が行われた東京電力と東北電力管内では、例年に比べてピーク時の電力需要が20%以上低下したが、それ以外の電力会社においても自主的な節電が行われ結果、前年比で最大20%程度の低下がみられた。


一番電力がたくさんいるはずの8月でさえ、9つの電力会社の供給電力(使うことができる電気の量)は需用電力(実際に必要とする電気の量)を上回っていることが分かります。

東京電力はなんとお隣さんへ電気をわけてあげたりしてたんですね、電気がたりないと宣伝しつつ。

計画停電などしなくても、それぞれの家庭や企業の自主的な節電努力でこんなに節電できたという結果ですね。


IPP(TPPと勘違いしないで。)=独立系発電事業者の略、要するに東電とか関電といった大きな会社のような広い範囲に送電線を持たない、独自の発電システムを持った民間の電力事業会社が全国にあるそうです。

新日鉄とか、昭和電工とかトーメン、日立造船、日本石油精製、日立製作所、神戸製鋼所、出光興産、日本製紙、川崎製鉄、コスモ石油、宇部興産、東京ガスなど。(自民党に政治献金してる例の企業もありますね。)

これらの大会社は、原発に依存せず自分の会社で発電することもできるって。もしも、これらの会社も、日本中にはりめぐらされている送電線を使うことができれば、原発で今作っている5000万キロワットをなくしても、その分をまかなっていけるそうです。

ところが今は法律が制限していて、送電線は決められた電気会社が独占しています。電気料金も独占状態。私達は電気会社を選ぶ事ができません。できるだけ安い会社を選ぼうと思っても、東京にすんでいるあなたは、東京電力から電気を買うしかありません。

原発で発電しない、安全で安い電気会社を選べるようにしてほしいです、野田首相。

こんな国民泣かせの法律を作ったのは、国会で今まで多数を武器にごり押ししてきたあの党と、いつもそれに賛成するあの党ですよ。

質問その3 日本のどの政党の誰が、国会で野田首相にこの質問をしたのでしょうか?

16日に参議院本会議がありました。その中でのある国会議員の代表質問です。

「私達が直面しているのは、第一に重大な事故を起こした福島原発を、外部に今後放射性物質を出すことなく、完全な廃炉まで数十年にわたって管理していくという極めて困難な課題であります。

第二に、ウラン換算で広島型原子爆弾の20個分という莫大な量の放射能で汚染された地域を徹底して除染し、そこに安心して人が暮らし、子供が生み育てられるようにするという、人類がこれまで経験したことがないような大事業をやらなければならないということです。

総理にはこの認識と覚悟がおありですか?

中略 総理は除染について「国が責任を持つ。」と言われました。それなら年間線量20ミリシーベルト以上だけ国が責任を持つというのではなく、すべてに国が責任を持つことを明確にすべきであります。

賠償については、国と東京電力の責任で前面賠償することを改めて求めるものであります。被害者には適切な賠償とか、因果関係うんぬんなどと言って線引きをやりながら、東京電力は国からの支援を受け、電力業界や原子炉メーカーをはじめ、原発で多くの利益をあげてきた原発利益共同体の責任も免罪し、その役員は高額報酬をもらい続ける。

これほどモラルに反することはないではありませんか。

さらに、いまこそより根本に立ち返って考える時であります。放射性物質がいったん放出されれば、それを抑える手段がないこと、安全な原発などないことが誰の目にもあきらかになりました。

総理は問題を対立的にとらえるなといいますが原発ゼロをめざすのか、それを推進するのかがいま鋭く問われているのです。

期限を切って原発ゼロの日本を目指すことを政府が決断し、同時進行で自然エネルギーの大規模な普及を進めることを強く求めます。」


この質問の答えは書きません。宿題。ご自分で調べてみてね。

大ヒントをさしあげます。

残念ながら、原発の廃止をこの50年間、本気で国民や国会に訴え、実際に運動をすすめている日本の政党は一つしかありません。

この政党は、今までどの企業からも政治献金を受け取らず、政党助成金にも反対して受け取らない党ですので、「お金を我々の党にくれたらあなたの会社に都合のいい法律を国会で提案してあげる。」などとは言いません。

一緒に読んでいる中学生の保護者の方へ

なぜ、私がここまではっきりとある政党に味方する記事を書くのかをお話しましょうね。

自民党員の方、民主党員の方、その他の政党支持者の方、あるいは創価学会の方、統一教会の方などがこのブログを読んでいらっしゃったら、是非次回もお子さんと一緒にお読み下さい。

日本では政治や選挙に関わる教育を学校ではしません。その結果、政治に関心のない若者が増えています。政治は中立であるべきもの、分からないもの、怖いもの、触れてはいけないものそんな風に子ども達を育ててきた日本の教育に問題があります。

そんな子ども達に二十歳になるやいなや偏った情報や知識を植えつけるのはかんたんです。

小さいうちからいろいろな大人のいろいろな考え方に触れさせ、自分の力で判断する力を育てるのが大切なことと思います。

偏った考え方や、間違った意見を読ませない、目に触れさせない。考えさせないそれでは子ども達が自分自身の力で判断する力を育てられない。

一面的で偏った私の考え方について、ご意見、ご感想いつでもお待ちしています。

もし、間違いがありましたらご指摘下さい。考え方が違うことが、この国では大切。

けんかするのではなく話し合って、解決できる事は解決する。それが日本で生きている私達に必要なことではないでしょうか。

次回の講座Aは、原発の安全性について、分かりやすく説明します。
posted by ma1115 at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月19日

さようなら原発集会〜とどけ6万人の願い、広がれ日本の空へ

中学生向けの原発講座Aは明日に延期。

今日19日、東京都のど真ん中で「脱原発の集会」が6万人規模で行われました。

福島第1原発事故を受け、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)などが結成した「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」は19日、都内の明治公園(新宿、渋谷区)で集会を開き、国内すべての原発の廃炉を訴えた。主催者によると、参加者は約6万人で、福島県から約500人が訪れた。集会後、3コースに分かれて周辺をパレードした。

呼び掛け人の一人でノーベル賞作家の大江健三郎さん(76)は集会で「私たちに何ができるか。民主主義の集会、市民のデモしかない。しっかりやりましょう」と声を張り上げた。

ゲストに招かれた俳優の山本太郎さん(36)が「世界中に迷惑が掛かる原子力は要らない」と訴えた。「原発反対、子どもを守れ」と声を上げると、参加者も大声で繰り返した。 


時事通信、毎日新聞、読売新聞、フジテレビ(FNN)系列のテレビ放送、取り上げてくれました、やっとで。NHKニュースではどうでしょう?見ました?

参加者の人数ですが、さきの3社には6万人(主催者発表と書かれていました。)、フジテレビには2万5千人、警察庁発表では、デモ行進に3万人と書かれていました。私の地元地方紙には6万人。概算にしては差が大きすぎますね。(笑)

できるだけ多めに書きたい会社と少なめに書きたい会社や官公庁。この違いの原因は何でしょう?

反原発運動は普段隠しておきたいマスコミも、東京のど真ん中でこれだけの集会があったら、さすがに知らん顔はできなかったみたいですね。

大江さんのほか、作家の落合恵子さん、鎌田慧さん、沢地久枝さんも参加し、アピール。

原発反対の意思表示をしたために、企業スポンサーから出演ドラマをおろされてしまった山本太郎さん、あなたの勇気に感動します。「電力はたりている、このままでは日本は核廃棄物の置き場になる。」と6万人の前で訴えてくださいました。

「そんな事言っていいの?もう俳優生命が絶たれてしまうのでは?」なんて心配はいりませんよ。彼の役者根性はきっと高い評価をされて、いい映画やドラマに恵まれると信じます。

原発のおかげでご飯を食べていて、なくなったら困るという国民の皆さんへ。

毎日増え続ける放射性物質のゴミが捨て場所に困ってあなたの大切なふるさとに何万トンも持ち込まれるのは、もうあと何年先になるでしょうか。そこに置かれて4万年も果たして管理できるでしょうか?

新しい発電方法を考えてからではもう遅い。明日地震が襲ってきたら、40年以上たった古い原発は福島原発の時より軽い地震で崩壊します。

運よく地震がこれから永遠に日本に起こらなかったとしても、例えばサイバー攻撃で制御不能になったパソコンで炉心を冷やすことができなくなったり、普通の旅客機がハイジャックされ、テロリストに六ヶ所村や高速増殖炉もんじゅにつっこまれたら日本どころか世界が終わってしまいます。

日本と戦争をするのに、もう核兵器はいらないと世界に知らせる事故でしたね。旧型のミサイルで、57基ある原発のどれかを狙って打てば、日本の負けは一瞬で決まり。

SFと言いますか?ありえないはずの9.11テロはもう、あなたの記憶からはるかかなたに消え去っているでしょうね。

可能性はゼロとは言えない。

そんなこと考えたくもないというあなた、何とかしましょう、今のうちに。あなたにできることはきっとあります。

大江健三郎さんの集会アピールから引用

イタリアの原発に関する国民投票で、反対が9割を占めたことに対し、自民党の石原伸晃幹事長が「集団ヒステリー状態になるのは心情として分かる。反原発と言うのは簡単だが、生活をどうするのかということに立ち返ると、9割が原発反対だからやめましょうという簡単な問題ではない。」

イタリアではもう決して、人間の命が原発により脅かされることはない。しかし日本人はこれからさらに原発の事故を恐れなければならない。私らはそれに抵抗する意志を持っているということを、想像力を持たない政党幹部や、経団連の実力者たちに思い知らせる必要がある。

そのために何ができるか。私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。

しっかりやりましょう。


このアピールを記事に載せた地方紙に敬意を表します。政党の機関紙ではなく、一般の人が読む新聞で、企業スポンサーがありながら、こんなに正直に本当のことを書いてくれて。

気持ちが少し晴れました。
posted by ma1115 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故・原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする